今年は、花粉の症状が重く、これまで飲んでいたアレグラが全く効かない。
倦怠感はもとより、「ふらつき」があり、何よりヒドイのが「頭痛」。
あまりにもヒドイので、風邪薬として常備している「パブロン」系の「鼻炎カプセルS」を購入し飲み始めた。
2〜3日飲まないと効果は見えてこないだろうと、飲み続けていると途中から味覚がおかしくなり始めた。
料理していても出汁の味がわからない。
塩っ気だけがビリビリと舌に刺さってくる感じ。
職場でそのことを話すと「すぐに止めたほうがいい」と。
薬の注意事項を読んでみたら、しっかり書いてあった。
「使用の中止事項」・・・・「味覚障害」。
危なかった・・・・。

しばらく期間を空けて、これまで飲んだことのない「フェキソフェナジン」系の薬を購入し飲んでみたところ、倦怠感、頭痛がまるで嘘のよう。
鼻水、鼻詰まりは一向に止まらないが、鼻炎薬はシュッと鼻に入れる今までのもので事足りているのでOK。
ようやく、通常生活が送れるようになった。

歳を重ねると免疫の働きが悪くなり、そのうち花粉症で苦しまなくなると巷では噂されているが、本当なのであろうか?
免疫力低下と花粉症のトレードオフ。
悩ましい。

 

■ コツコツと勢いで

花粉症が楽になったので、乱雑になってきた身の回りの整理を始めた。
そんなかで発見したのが、「6J2PハイブリッドAMP for スピーカー」
発見したときは「あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜」と思わず。
2022年5月を最後に、放置していたのでほぼ2年間塩漬けしていた勘定だ。
その間、アレヤコレヤと浮気して遊んでいたわけだが、いよいよ身を固めようと・・・なんの話じゃ。

思えば当時2年前に構想していた「フォームファクター」の実験台として予定していたもの。

とりあえず、あらためてバラック状態で聴き直し。
なかなか悪くない。
このまま、基盤やパーツの定数に手を入れなくても良さそう。
箱入れは面倒だが、楽になった今、なんとか完成させてみよう。

当時考えた「フォームファクター」の仕様としてはこんな感じ。

1)サイズ:200mm x 150mm x 30mm(高さ)

2)4隅はラウンド。

3)側面にネジは出さない。

上記をベースに、

a)30mmの支柱は、R20の1/4アルミフレーム。

b)200mm側は、1.5mmアルミアングル。

c)天板、底板は、2.0mm アルミ板。
今回は、試作なので、天板:アクリル、底板:基板。

とする。

シャーシ部品は、当時すでに購入済みなので、それらを組み合わせていくだけ。

ただ、ルミフレームに4mmネジのタップを切ったり、アルミアングルをサイズで切り出したり、穴を空けたり・・・・・・ブツブツ
あれこれの作業工程は、それはそれは大変で、写真撮るのを忘れるくらい。

というわけで、加工中の写真は一切なし。
花粉症のせいにしておいてほしい。

しかも、勢いで作っているので、精度は全くのお・そ・ま・つ・くん。
天板、底板の支柱へのネジも皿ネジの予定だったが、低頭ネジで代用。
今回は実物のイメージがつかめればOKということで。

落ち着いて完成品を見ていると・・・・・・お弁当箱?
仕切りもあるし・・・ハハハ


下の通風口から覗かせる球の輝き

何はともあれ、ようやくの完成(?)。

仕上げに、
中点電圧を1/2電源電圧付近へ、終段バイアスを75mAに。
バラックでは、それほどでもなかったヒートシンクの熱が、箱に収めると少々熱めになる。
穴が足らないのはわかっていいるのだが・・・・。
反して、球は全くといっていいほど熱くならない。
安定しているので良し。

ハムや変なノイズは皆無。
2年前には無かったヘッドホンも含め、スピーカーでの音出もOK。
ソースは、MPD & Cantata から流れるネットラジヲ、リッピングしたアルバム や YouTube。

接続しているのは、DAC1作目の「XMOS ES9018」
まだまだ現役で「控え」にしているのが惜しいくらい。

球の種類や球にかける電圧が何ボルトであれ、Cathode Follower の場合は、この回路で問題ないことが「浮気」のなかで確認できている。
思えば、この塩漬け6J2Pはこの回路の発端となったもの。
その前に作成した初号機「20V電源6J2PハイブリッドHPA」からの進化系。
共に、電源は19Vの PC用ACアダプタ。
ものによってはノイズが乗ることもある。
今使用しているのは、DELTA製のもの。
バラック時にはHPのものを使用していたが問題なかった。

同じ回路で6N24Pでの初段SRPPも、バラック状態でイイ具合。
このままの勢いでこれも箱入れ!!か?
いったんモチベが下がるとまた塩漬けにしてしまいそう・・・・

 

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