先週から歯茎が腫れてものが噛めない。
肉や野菜をたくさん食べている食生活だから悲惨だ。
痛み止めを飲んでも、噛まないときは痛くないが、やっぱり噛む段になると激痛が走って。
原因は28日まで続いた年末仕事だろう。
いや絶対そうだ。
よく一般的には、ストレスで胃が痛い。
とか胃に来る人が多いようだが、自分は「口」に来るタイプ。
歯槽膿漏持ちなので、昔から歯茎には注意をしている。
普段から高い歯磨き粉使ったり、ConCoolという歯医者推奨の口内殺菌薬使ったり。
しかしながら年々、確実に歯茎の調子は悪くなっている。
まったく歳は取りたくない。

いまのままだと、新年の大好きな「あれやそれ」がちっとも美味しくいただけない・・・・・

だけど今は麺と汁だけの生活がしたい・・・かけそばや!
そばはアレルギー出るから、かけうどんね。
年越しは。

 

■ 怪我の功名!

前回、6N1Pの実力の片鱗をみることができた反面、サクッといくだろうと高を括っていた6N23Pには嫌われてしまった。

チョット時間ができたので駆け込みで、その6N23P追試をしよう。
来年の予定だったんだけどね。

終段Trのバイアス設定箇所にコンデンサを挟めば安定するだろうと、まずは姑息な手段から。
チョチョイとはんだ付け。
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
orz

ダメ〜〜〜
中点が安定しな〜〜い!
電源と投入直後に合わせても時間が経つにつれてどんどんズレていく。
その差9V!!
最終的には、電源の「1Ω」の焼き切れ。
本格的に回路定数の見直しをしないといけないようだ。
LTspiceではきちんとシミュレーションできているが、あまりそれをアテにしないように。

簡単なところから手を付けて。
まずは、球に流す電流を少なくする。
カソード抵抗を高目に。
カソード電圧が上がるから、調整に次ぐ調整。
だいぶ良くなるが、「焼け石に水」それでもまだ変動差は治まらない。
せめて1Vほどにならないだろうか。

続いて、バイアス回路から続く「信号受けTr」に流している5mA強を半分に落としてみる。
電源投入時からの電圧変動に耐えきれず暴れているかもしれないので。
終段に流せる電流だけ確保しておけば十分で、まだまだ余裕たっぷりだし。
かなりマシになった感じ。
この時点での音を聴いていると、6N23Pだなぁと納得する。
これでもっと安定させることができれば・・・

そこからさらに少なくしていくと、安定度が増す反面、音の線が細くなり球のキャラクタもどこかにいってしまう感じ。
3mAほどが、ほどほどの音バランスのようだ。
それでは、この状態での安定度はというと・・・・イマイチ。
あれこれ、球のGバイアスも併せて変化させてみたが、落とし所がなかなか見えくなってきた。

頭休めにコーヒーを一杯。
・・・そして悪い癖。
気分転換に球を6N1Pへ挿げ替え。もちろんカソード抵抗も一緒に取り替えてみる。
おやっ!そこそこイイ安定度。2Vほどで収まる。
ならば、もっと下げていくと・・・
2mA・・1.8mA・・・
それに伴い、安定度が増していき1.6mA ほどで変化が無くなった。
スバラシイ!!
変動差0.5Vくらい。
音はというと、これまたビックリ!
6N23Pにナチュラルな低域を追加した感じ。
前回の定数より断然イイ。
電源電圧は52V。
流石に、6N23Pのボーカル(中音域)のハリと響きには届かないが、
それでも極端な中域の引っ込みも無く、かなりイイのではないだろうか。
フルート、ピアノ、バイオリン・・・・
結構健闘している。

ついでに終段Trバイアスの見直しで 50mA 〜150mAでいろいろ変化させてみる。
LTspice上ではバイアス量が多いほうが歪み率が低くFFTでの特性もイイ。
とくに音に厚みが出るので、当然そちら方向に合わせて。
そして、少ない方にも合わせて・・・・
大した差がない感じ。
少ないほうが、若干、軽快かな?プラシーボ?
50〜100mA が個人的には良さそう。
FFT特性のイイ100mAほどで手を打って、しばらくそのままBGMで放置。
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・

1時間後の体調は。
変動ナシ。
ヒートシンクは人肌。
球は灼熱。

終段Trのバイアスは浅いほうがこの球には丁度イイかもしれない。

大喰らいの6N1Pだが、そのおかげでヒーターが煌々しくて、その存在感をしっかりアピール。
こんな小さくても球を使っている実感が。

それに比べ6J2Pは、熱くならないし、光らないしで存在感の薄かったこと・・・。
期待星の6N23Pは、ヒーターがあまり光らないから見た目は派手じゃない・・・。

イヤハヤ、なんだかんだで6N1Pの追試のようになってしまった。
なにやってんだよ〜〜〜〜6N23Pの追試じゃなかったのかよ〜〜〜ってどこからか・・・・

まぁ結果オーライってということで。
そんな偶然の賜物だが、結構この音は好む人はいるんじゃないかな。
常用ヘッドホンでチェックすると、重圧な低音(難聴製造機ではない)を聴かせてくれる。
オーテクATH-AD1000でのそれは、6N23P−WCF−HPAに肉薄。

入力コンも色々変えると音色が変化して面白い。
今回は「赤コン」が解像度と定位でベストマッチ。
マイルドで聴きやすさなら「RussianCAP」。
容量も1uF「赤コン」にすると、少々低域抑えめ、キラキラに。
LTspice特性上は、変化が分かるほど高域寄りになっていないのに、そう聴こえるところが面白い。
ならば、1uFの「RussianCAP」では・・・持ち合わせがない・・・残念。

LTspiceでの回路と特性はこれ。
実測はない。あしからず。

 

年末の空き時間に大掃除もせんと奥様に嫌味を言われながら追試を行ってしまった。
今日は、大晦日なのでもう掃除の文句は言われないけど、ちょっとくらい周りはキレイにしようかな。
新年に向けて。

 

 

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