冬の季節は、ファンヒーターで暖を取っている。
我が家は、集合住宅。
灯油の置き場に困る。
そこで玄関外の小さな空きスペースにキャンピングBOXを置き、ストックを保管。
ただ、ファンヒータの灯油が切れるたびに、外に出るのは寒いので使用する1缶だけ玄関内においてある。

そこで、事故は起きた。
奥様が、灯油をぶちまけたのだ!
しかも、朝早くに。
灯油の匂いで目が覚めるほど、それは充満していて、尋常じゃない。

部屋はもう温かい。
30分くらい前の出来事だそうだ。

玄関を見ると・・・・・新聞紙、ボロ布の山。
奥様を見ると・・・・・打ちひしがれてボロ雑巾のよう。

寝起きでハッキリしない頭で、仕方なく処理に取り掛かった。
ビニールシートが貼ってある玄関なので、灯油でスケート場のようだ。
危ない危ない。
パーツクリーナーを取り出し、布に含ませて灯油を取っていく。
最後にミントシャワーをたっぷりと。
灯油とミントが混じってなんとも言えない臭さに・・・

スッカリ目が醒め、ダイニングの椅子に腰掛けて奥様を見ると、よほどのショックだったとみえて終始無言。
いつもなら、ワイワイ騒ぐのに、変だな〜〜と・・・・・・

奥様の足に目を落とすと・・・・小指が親指になっている。

えっ!!??????
おとなしい理由はこれ?

足を着くと痛いらしい。
触ってくれるなと言わんばかりの腫れ方。

この感じは、「ヒビ」か「骨折」。
あいにく、日曜。
1日様子を見て、明日、病院へ行くことに。

翌日、病院に行った奥様が嬉しそうに帰ってきた。
「骨折」だってさ〜〜〜 と明るく。

写真から見て取れるように、ポッキリいっている。
しばらくは、無理しないようにと「先生」に念を押されてきたようだ。
それでおとなしくしているような奥様であればイイのだが・・・

 

■ スピーカーで聴こう!!

6J2PハイブリッドHPAがいい感じだったので、気を良くして、しっかりとスピーカーを鳴らせるものをと画策。
6J2PハイブリッドHPAでもスピーカーを鳴らせるのだが、やはり音量が取れないことが一番の不満。
・昼間に聴くには音量が小さい
・ちょっと大きく鳴らすと歪がまとわりつく。
せめて、2Wくらいは欲しい。

現HPA回路の定数を変更して、サクッとLTSpice。
2V入力で10Vp-p強/8Ω出力。こんなところかな。
THDも出力に比例している。
同じ回路だから、傾向も同じか・・・


<4V(実質2V)入力時>



<2V(実質1V)入力時>

4V(実質2V)入力では、高調波が大量に出てるなぁ。
そこまでの音量はださないと思うが、THDは思ったほど良くない。

これもブレッドボードで、サクッと。
といっても、シミュレータの中の6J2Pと実物では特性に差異があるので若干の定数調整は必須。
この調整が意外と面倒で・・・・・
今回は、パワー段のTrに100mAほどを流したいので、HPAのときのに適当だったDi+R から 安全性を考慮したTrでの調整可能なものに変更。
いざ、試聴。

HPA同様、Tr感はそれほど濃くなく、球の趣が残っている。
中低音の張り出しがこの回路の特徴かな。
ヘッドホンの時より高域が少々おとなしく聴こえるが、HPAの時も同様。
ボリュームを上げれば、ハイ大丈夫!
今度はボリュームを上げても歪まないので快適だ。
音の横への広がりは半端ない。
心地いい。

モニター的な音ではないので、ゆったり、リラックスするには丁度いい。
オケやカルテットの各楽器の定位感や解像度も申し分ない。
厚い中低音のと広がりで映像物とは結構相性がいいようだ。

ヘッドホンで最終確認。
HPAの時のような元気さは健在だ。
回路もパーツも同じなので傾向も同じ。
いい感じ。
ただ、オーテクのATH-AD1000のような能率の高いものでは、無音時にノイズが乗っているのがわかる。
どうせブレボだし、球との配線も長いし、ヒーターのSW電源、おおよそこのあたりが原因だろう。
スピーカーのホーンの近くに寄っても同じノイズは全く聴こえないので現段階では良しとする。

HIFIMANなどの低能率ヘッドホンならノイズは聴こえない。
今回はパワーがあるので、低能率でもどんどん音量を上げていける。
アブナイ、あぶない(難聴注意!!)

いずれにしても、ノイズを含めブラッシュアップは必至だなぁ。
HPAもこの定数で入れ替えしようかな〜〜。
あちこち定数をちょっといじって。
ゲインを下げればノイズも下がり、特性だってホラ。

スマホの普及で、すっかり、イヤホンやヘッドホンが文化になってしまったが、やっぱり音楽はスピーカーから流れていてほしいものだ。
最近ではや巣籠もり生活が長いせいか、スピーカーが見直されている。
ラジオでも、「スピーカーでいい音聽こう」キャンペーンなんていうのもやっているし。
プレゼント連動企画で、JBLのBluetoothスピーカーを毎日プレゼントしていたり。
あるメーカーからは10万円ほどするBluetoothスピーカーが発売されたり。
でも、それはオーディオとはちょっと違い、一昔前のラジオのような一体型。
世界的にレトロブームだよね。

オーディオマニアの方からは、「Bluetoothスピーカーは邪道だ〜」という声が聴こえてきそうだが、
「車を持たない」「パソコンを持たない」「ラジカセ(?)すら持たない」
この3種の「持たず」世代の方の興味の入口が「Bluetoothスピーカー」であってもイイじゃない。
かのオンキョーが、なくなるこのご時世。
オーディオがどれだけ衰退したかが如実に表れている。
悔しいが、この際中国資本でもいい「技術のオンキョー」としての再復活を期待したい。

 

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