4月から始まった「コロナ外出自粛」。
そのせいで、会社も自粛・・・・かと思ったら、もともと密になる仕事じゃない、車通勤、よって通常勤務。
それはそれで、ありがたいのだけれど、新しい仕事も舞い込んで、一人てんてこ舞い。
その疲れも出てか、GWは外出したくても「体の動かない倦怠感モード」。
コロナを案じて、医者(大病院)に診てもらった。
診察室には、防護服の先生。
一歩踏み出すと “その線から入らないで!!”の注意。
それでも、ひと通り触診もあり、その場の結果ではコロナの疑いは、ほぼ無いという診断。
「心配だから」とPCR検査を嘆願したが、”どこ”で止められているやら勘ぐりたくなるほど、なかなか応じてくれない。
これじゃぁ、日本は諸外国から非難されても仕方ないなぁと、あらためて痛感した。

かつて心臓で運ばれた病院なので、今度こそ心臓の可能性もあるということで上半身の精密検査。
血液、心電図、エコー、さらに CTやレントゲンで心臓の可能性は排除された。
しかし、肺、腎臓に影が・・・
“詳しいことは画像診断が出てからね。”と明るい一言。
この時には、コロナの可能性がかなり低かったのだろう、先生も防護マスクを外して、近くでメモを見せながら話をしてくれた。
そのほか“コレステロール値が高い!”、“中性脂肪が多い!” とかとかとか、ありがたいお説教を頂きその日は帰還。

1週間後にでた画像診断結果は・・・・

肺と腎臓の影はいまのところ悪さはしないらしい。
ただ疲労が重なるとそこから発症しかねないとのこと。
あとは、“動脈硬化の所見あり”が出ていて、これは本格的にコレステロール制御しないとイケないらしい。
ひとまず経過観察。

あらためて、歳をとると色々気をつけなきゃいけないと考えさせられた。

 

■ LTspice再燃

仕事が忙しいと行っても、そこは自粛モード。
毎日、定時上がり。
多少仕事が残っても、持ち帰りでササッと処理。

4月からテニス自粛もあり、すっかり運動不足。
テニスをしろと云われても、もう出来る体ではなくなっている。
なにより、みんな集まりたがらない。当然だ。

なので夜、時間はたっぷりある。

球沼に両足まで突っ込んで、当分抜け出せそうもない感じになっているこの状態。
また、Russia へオーダーしてしまった。
海外も郵便事情は、まだ正常でない感じだ。
通常の2週間経っても未だ到着しない。

購入したのは「6N24P」という球。
どのような球かというと・・・

以前購入した、6DJ8の互換球6N23P(中古だが)。
どちらも、市場では結構なお値段で、それでも6N23Pは、まだ検討範囲内に収まっており、中古であれば、かなりお買い得感がある。
音に関しても、すごいパフォーマンスを見せてくれる球。
ただ、EV球でないとマイクロフォニックスがすごく、組み上げ時に少々考えないとイケない危険球でもある。

6N24Pは、この6N23Pのカスコード接続専用球(らしい)。
なので、6N23Pと特性は瓜二つ。
プレートの形状もそっくり。

ちがうのは、ピン配列。カスコード配線しやすいピン配列になっている。
そして、決定的は、内部シールド。
プレートとプレートの間にある通常アースして使用する「ツイタテ」が、片方の3極部のグリッドに直結されている。
シールドをアースしようとすると、必然的に片方のグリッドもアースされてしまう。
このシールドに繋がったグリッドが使い方をカスコードに制限しているようだ。
そのためか、かなりの低価格で取引されている。

特殊な球なので、いろいろ調査しながら、回路を考えていくことにする。

6N23Pと同じなのか、早く音を聴きたいのはやまやまではあるが、来ないことには始まらない。
十分頭をアイドリングしておこう。
さてさて、それでは久々にシミュレーションでもしますか。

最近では、Windows PC を起動することがほとんど無くなってきた。
我が家のデスクトップPCは起動までに、しこたま待たされる。
WindowsXPからのアップグレードで現在のWindows10まで来てるので、ディスクの中はゴミでいっぱいなのだろう。
XPや7 時代からつづく初期起動時のアプリも、結構な足を引っ張っているだろうし。
これらを一掃して・・・という訳にもいかない事情がある。
年に数回しか使わない仕事のアプリも入っているからだ。

ということで、今回は、LTspice を KonaLinux(KLUE)で動かすことに。
最近の wine は、出来がイイということで、いろんなWindowsアプリが動くようになったようだ。
期待を込めて。

LTspice も XVII になっててビックリ。
いっ、いつの間に!

LTspice の wine でのインストール&起動方法は、別途ググってくだされ。

なんとも、破錠せずきちんと動いている。
昔の wine は、全く使い物にならなかった。
今は、こんなにも成長して・・・・・(泣

いつもはサクサク動いてくれている KonaLinux(KLUE)ノートPC でも、どうしてか解析に時間がかかるときがあり、そんなときはCPUが
100%に張り付き、インターネットラヂヲが停止してしまうほど。

それでも、アプリが停止とか強制終了とかにならないから、なんとも頼もしい。
これでまた、趣味環境なら Windowsはいらないという傾向に近づいてしまった。
他のWindowsアプリも試しに入れてみるかな。
うまく動いたら デスクトップPCからアンイストールしてもいいな。
メーカーのサポートはないだろうけど。

 

■ ホワイト・カソード・フォロア

今回は、この6N24Pでヘッドホンアンプを制作していこうと考えている。
OPTレス。OTLって云うんだっけ?
カスコード球ということで、自分の中では必然的に「SRPP」か「ホワイト・カソード・フォロア(WCF)」の2択。
その内の後者にする予定。
それでもヘッドホンが32Ωだからキビシーかな〜〜。
幸い、6N24Pは12本オーダーしてあるので2本/ch 使用して並列接続し、出力インピーダンスを低くする常套手段。

初段は、6J2P、6N2P、6N3P、はたまたオール6N24P構成か。

いずれにしても面白そう。

まずは、シミュレーションだ!!

ざっと、6N3P前座で作ってみた。
歪率が悪い〜〜〜〜
FFTも汚い〜〜〜〜
あれこれやって、これだから、自分の力じゃこれ以上は無理かな〜〜

ちなみに、6N3PシングルCFの結果は・・・・・・

歪率 2% !!!
でも、実機では歪んで聴けないっていうこともないし、シミュレーションの波形もキレイなんだけどなぁ。
FFTは30KHzあたりから、どいひ〜〜〜だけど。
よく見ると WCF もよく似ている。6N3Pの特性か?

わからん。

他の球でもやってみよう。

 

 

 

検査後以降、夜の「一杯」もせずに控えている。
そのため、寝床に入ってもなかなか寝付けない日々が続いていて、寝起きが悪くどうしようもなかったのだが、
最近ようやく、30分ほどで寝付けるようになり、朝も楽に起きることが出来るようになった。
心なしか体も軽い。
これまでが飲み過ぎだったのかも・・・・

自粛しなきゃ。
だからチョットだけ。

禁酒じゃないのかよ!

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