涼しくなってきたな〜なんて余韻も楽しませずにこの鬼のような寒さ。
北海道では雪、そして沖縄では真夏日。
日本列島ってこんなに大きかったけ?
■ 遅くなったけど
注文していたES9018DACボードはGW直前に到着。
実は忙しさに紛れながらもコツコツ作業はしていた。
動作確認だけはしないと、初期不良に対応できないからね。
購入したのはこれ。
基板には、ES9018K2Mとある。
調べてみると、後継チップのようで、マスタークロックを独自に持てる仕様。
I2Sコネクタを見ると、DDCから受ける MasterClock ピンがそもそも存在していない。
水晶は100kHzのものが載っている。
そのほか、
RCAはゴールド(金メッキ?)
使用CAPはRUBYCON
アナログ系統にはリード無抵抗(チップ抵抗ではない)
オペアンプはNJM5532DD。交換可能ソケット仕様。
7〜18VAC(CT付)または9〜25VDCで動作
これで12ドル。
きちんと動けば儲けモン!期待がハンパない。
DDCは、先のPCM5102Aで使用したXMOS。
ただ、このXMOS基板は、3.3V外部電源必須。
PCM5102基板からはこの3.3Vが供給されていたからコネクタ繋ぐだけでお手軽だったけど。
今回のDACボードでは供給できないので、これを捻出しなければならない。
要は、ES9018DACボードの電源からLM317でも7803でもカマして3.3Vを作る必要があるわけだ。カマしてなんてあらイヤ〜〜ん
この時はまだPCM5102で動いていたのだからスンナリ行くだろうと高をくくっていた。
なんでか、やっぱりお決まりコースへ突入
<以下、当時のノート書き殴りの原稿をもとに加筆構成>
当時はまだFMV NF70X(Core2DuoT7710/2.2GHz/2GB)+LinuxBean(Pulseaudio使用)
■ 動くの?
まずは、XMOS用に3.3Vがなければ始まらない。
ES9018DACボードのダイオードのカソードから3.3Vレギュレータを繋いで捻出。
7803系のレギュレータの在庫が無いため、適当な3.3V出力のものをとりあえず接続。
最終組上げ時にはLM317を使用するつもり。音がイイので。
だいぶ熱いぞ〜〜〜。
12Vから3.3Vへ一気に変換してるから発熱大丈夫か〜〜?
のこぎりザメの歯みたいなやつがレギュレータ
3.3Vを捻出できたところで、いざっ!
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
あれ?音が出ない
音楽ソースは、RadioTray。ようは16ビット44.1Kってこと。
すぐさま電源を外し・・・血栓を確認・・・・ERか〜〜〜〜!
結線を確認。
問題ない。
再度電源投入。豆乳じゃないゾ。えっ!もうだれも聞いてない。そりゃまた失礼しましたっと!
やっぱり音が出ていない。
PulseAudioの音量調節 では、インジケータが元気よく動いている。
な〜にがいけないんだ?
XMOS+PCM5102では、32ビット192Kの設定のままで難なくOK。
こういうときは、あせらず、初心に戻って、PulseAudio の daemon.conf を初期設定に戻す!
お〜〜〜〜〜音出た〜!
PCM5102よりもクリアだな〜。が第一印象。
でも、ハイレゾはど〜した〜〜〜。オ〜〜〜い、帰ってこ〜〜い。
16ビットから32ビットへ変更。
まだ、音は出てる。
これは大丈夫なようだ。
ならば、96Kは?
んぐぐ・・・・・・・鳴らない。
うへぇ〜〜〜〜。
いったいどうしたんだぃ〜。
それでもPulseAudio 音量調節のインジケータは元気がいい。
・・・・・・・・
・長・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・考・・
・・・
・・
・
いろいろ、daemon.conf を変更して、周波数を上げると音が出ない。
もう、わけが分からん。
いろいろ試すこと&考えること2晩。
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
resampling method が悪さしてる?
〜〜〜〜もっと早く思いつけよ〜〜〜頭悪いな〜〜〜
夜は「一杯」で酒浸りだからね〜そんなに頭回らないよ〜。目は回ってるけど。しかも元々文系だからネ〜。誰と会話???
数ある種類から順に試していくと・・・
>$ pulseaudio –dump-resample-methods
src-sinc-best-quality
src-sinc-medium-quality
src-sinc-fastest
src-zero-order-hold
src-linear
trivial
speex-float-0
speex-float-1
speex-float-2
speex-float-3
speex-float-4
speex-float-5
speex-float-6
speex-float-7
speex-float-8
speex-float-9
speex-float-10
speex-fixed-0
speex-fixed-1
speex-fixed-2
speex-fixed-3
speex-fixed-4
speex-fixed-5
speex-fixed-6
speex-fixed-7
speex-fixed-8
speex-fixed-9
speex-fixed-10
ffmpeg
auto
copy
peaks
こんなにある候補のうち
trivial
ffmpeg
この2つだけが、resamplingで動作する(=音が出る)。
PCM5102では、すべてOKだったのにナゼ?
もしかしたら、XMOSのファームが特殊?自社発売のDAC用にしてあるかも。
あ゛〜〜「バッタもんXMOS」も一緒に買っておくんだった〜〜〜
でも鳴ってるね〜〜
イイ感じがする。
ただ、ネットでのpulseaudio 説明文では trivialの評価は最悪。
でも選択肢が2つしかないんだから・・・
ffmpeg に決定。
そしてオペアンプをNJM5532DDから換装。
同じJRCの「MUSES8920」へ。
FET入力のオーディオ専用(エントリー向)オペアンプ。
CLASS−AA改ではこのシリーズの「Tr入力」タイプを使用して大変イイ結果が得られている。
DACではどうか。
ははは。
さすがにNJM5532DDとは違う。
400円ほどの違いなのにこの差。
全体的にさらにクリアになって、もう別物。
たかが 450円(秋月電子)されど・・・・ですな。
どうせ「MUSES8920」に戻すんだからと、他のオペアンプはチェックせずに、このまま常設。
MUSESシリーズ、イイですね〜〜。
そんな「MUSES8920」使っても合計2,000円弱のDAC。
たいへんお買い得な基板。
resampling が動作しなかったので、最初チョット”あちゃー” とは思ったけど、動いてしまえば、もうPCM5102Aへは戻れない。
噂のとおり悪魔のようなES9018。
こうなるとES9028も聴いてみたい気が。同じ傾向かな?
16ドルなんだよね。思わずポチッちゃいそう。
基板写真を見るとES9028はピンコンパチ?今回のES9018K2M基板と差異がないように見える。
おっと。
でも、今月はGWでいろいろ出費が多かったから、これ以上は買えましぇん。
コツコツ「おこづかい」を貯めてで買いましゅ。マウス〜マウス〜パソコンマウス〜。耳について離れない・・・しかも乃木坂。隠れおじさんファンがいっぱいいそう。
もれなく自分もその ひ・と・り。斎藤飛鳥チャン萌え。
でも外では言えましぇん。
<以上、加筆も含め当時の原稿でおやした>
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