日本列島、荒れてますね〜〜〜〜天気。
関東で夏日や真夏日まで観測されているかと思えば、北海道は大雪。
政治や経済のことはあまり語れないけど、隣国やUSAとも「喧嘩売ってんのか?このやろ〜」状態。
みんなこの先どうなることやら・・・・・

どうなることやらといえば、先日注文したES9018−DAC。まだ来ない。
と〜ても楽しみにしているのだが。
最低2週間。そこからどれだけ掛かるかが始まる。
旧正月期間に至っては2ヶ月来ないこともあったから・・・・驚いちゃいけないね。


■ もうひとつ見つけ!

これまで、電源部の改造やボリューム撤去をやってきて、ボリューム撤去で音質面で大きな成果があった。
しかし未だ、ヘッドホンでは、頭の中、頭頂部から左右に音が展開。奥行きはない。
スピーカーでは、左右のスピーカーの間にまとまってしまい、小じんまり。
音場面の改善はなされないまま。
なんとかスピーカだけでも使えればイイのに・・・
なんとか出来ないか・・・悔いが残る

このところ帰りが遅い日が続いていたので、「なんとかしてみる作業」は出来ず終い、それより先にまずは「一杯」。てやんで〜〜やってられるかい!
「一杯」入ってからのハンダごてはアブナイ。アブナイ。火事厳禁。
そのため、電源の入っていない基板を舐めまわすようにジックリ観察。飲んでは眺め、飲んでは眺め・・・基板がツマミ。
しかし「シコウ能力ゼロ」状態で何をやっても無駄なわけで、酔いがまわるにつれ「ただ眺めているだけ」の状態へ突入。
こんなことを繰り返すこと数日。
さしての成果も何もなし。あるわけがない。
回路図があれば手っ取り早いのだが、購入時にE19の回路図をさんざん探すも何処にも無く諦めていた。
回路図があれば基板眺めるよりも早いのに〜〜自分で起こせって?疲れてマスだ〜ご勘弁くだせ〜〜。

半ば諦めながらネットを徘徊。
「ついに発見!裏山に徳川財宝!」・・・ではなくて・・・・糸井さんもうやらないのかな?
E19ではないがE5の回路図を発見!

ジックリ眺めて、基板上の部品と照らし合わせてみる。
部品の定数は異なるが大きな差異ではなさそう。
あ゛〜〜〜〜〜
見落としだ〜〜〜〜
終段BIASを生成するところのコンデンサ。
この回路図でも基板でも10uF。
このコンデンサ、音に影響するんだよね。
とくに電コン入れると高域がなまる感じがするから、自作基板では極力使用していない。
ひとまず外してみるか。
お世辞にもイイ電コンじゃないし。

ホイ。ホイ。
取り外し完了。

その跡には、ピンメスを立てて。
<写>


■ ぉお?

まずはナシ状態で、ヘッドホンで聴いてみる。
もしかしたら、これまでの諸悪の根源はコ・イ・ツだったの?
VR外したときより、高域が・・・煌めいてる!
音場も広がった!聴いてる位置が指揮台は変わらないけど・・・
でも見通しが良くなった。

期待を込めながらスピーカーに切り替えてと。
ぉお〜〜音場がスピーカのところまで広がっている。
いいゾいいゾ!
曲を切り替えて、ひたすら聴いていく。
特定の音域で定位がずれてる気がする。イヤ、ズレてる。
バイオリンの高域が中央部で左右にフラフラ。気持ち悪い。
オイ!フルートお前もか!
高域の位相の問題か?・・・
本格的な2chオシロ必要かなぁ〜〜

試しに、1uFを差し込んで。

多少ズレが治まっている。
そこで2.2uF・・・・33uF・・・88uF など試していく。
<写>

88uF(電源用低ESR)、元の音に戻ってしまった。
ズレは無くなり、でも中央に集まりすぎ!これではどうしようもない。
33uF(MUSE無極性)でも変わらず。
容量が増えるにしたがって高域が削られていく感じか?
コンデンサの品質ではなく、やはり容量的なものなのか・・・
2.2uF(フィルム)あたりで、音質、定位、広がりを鑑みると、この辺が落としどころのようだ。
元気がイイのはこの製品の持ち味だな。
好き嫌いが分かれるところだが、嫌いじゃない。


■ 総評

「E19 YJ Headphone AMP基板」を購入してまずすべき改造箇所は、10uFを容量の小さなモノに置き換えること。容量が小さいのでフィルムがお勧め。
次に、VRの撤去。
電源のコンデンサは、放っておいても問題なさそう。しなくてイイ苦労は最小限に。
ヘッドホンでなくスピーカー専用として使用すれば、もしくは小編成用としてヘッドホンで。
それらを考慮した上で、改造が出来ればアリな商品だ。
でも過度の期待は禁物ネ。
販売元によって使っている部品が違うみたいだから期待通りにならないかも。
最悪、今回くらいの改造をすれば大丈夫かな。

共通なのは、使用半導体や抵抗から元気がイイ音には変わりなさそう。ということ。
なのでロックなどにはうってつけ。
実際、ChicagoやEVANESCENCE、Of Monstars and Men ではとても良く合っていて、得にYoutubeのライブ映像なんかは楽しく聴ける。
JAZZは聴かないから分からないが、きっとノリノリになれる?
クラシックではダメかというと決してそうではなく、あくまでも好みで「しっとり」には向かないだけ。
「しっとり」な曲で、目が覚めるかも。
でも、ここまで書いていて結構イイ商品じゃね。と思いたくなる。改造さえすれば。
使っている部品は結構まともだし。
本当に改造できるかどうかが鍵。
音が気に入れば、かなりのお買い得。

なんにしても「後悔&お蔵入り」にならなくて良かった。良かった。
せっかくなので箱入りさせてやるかな。
時間をみて。

<写>の部分は、例によって翌日ネ。
翌日・・・・「一杯」の前に張り付け完了〜〜。

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