■ 蝉と蟋蟀とテニス
だいぶ、暑さも和らぎ朝晩は過ごしやすくなってきた。
うっかり窓を開けて寝ようものなら、朝方は寒くて目が覚めるほどだ。
昼にはあとわずかな夏を惜しむかのように蝉が頑張り、夜は早々と秋の到来を告げるかのようにコオロギが鳴き始めた。
とうとう、この暑かった夏も終わりなのだなと思うとなんだか寂しい。
それより、あの寒い冬が来るのかと考えると憂鬱になる。
ヤッパリ暖かいところが好きだ~~~!
秋といえば、テニス本格始動の季節。
そこで、シーズン前に新しいテニスボールをテストしてみた。
いつも購入するのは、St.James もしくは TourPro。
現状80%の割合で TourPro なのだが、どちらもヘタリが早くていただけない。
さらに、TourProは打球感が軽く「ご年配組」には好評だが、「現役組」には物足りない。
「現役組」向けに購入していた St.James なのだが、どうもクレーコートではその本領が発揮されないようだ。
そこで「現役組」にはもう少し歯ごたえのあるボールがないかと探していた。
ネット徘徊中に目に飛び込んだのが、この新ボール。
”良く弾む”との書き込みが。
ためしにこの NX1 を2パック(8個)購入してみることに。
いやいやどうして、クレーコートでの練習なのに、カーペットコートでラリーしているかのよう。
トップスピンでバウンドしてからの弾みがイイ。速度があまり落ちない。
今まではどうしても、バウンド時にコートで吸収されて取りやすい速さと球筋になっていた。
打球感もシッカリ、ラケットからの玉離れも早い。
こういうボールで練習していないと、いざ対抗試合という時に相手の打球に圧倒されてしまうことになる。
今後は、St.James → NX1 に切り替えていくことにしよう。
Bridgestone さん感謝。
※クレーコート差があり、地元のクレーコートにおける感想です。
■ バラック音出し
午前中に家の用事を済ませ、午後からは時間をたっぷりと持つことができたので、いよいよ先に進めることにした。
1)まずは間違ったパターンの部品を外し、付け替え。
2)Tr をヒートシンクに取り付け、ハンダ付け。
3)入力、出力、電源ラインを配線。
4)テスターで各部電圧のチェック。
5)捨てスピーカーで、両チャネルのチェック。
メガネを”とっかえひっかえ”交換しながらの細かい作業。
だんだん、時間が掛かるようになる。
既にここまでで、4時間経ってしまった。
それでも無事、音が出た。
しかし、片chだけオフセットが 36mV ある。
もう片chは、0.1mVだ。
どこか、配線をやってしまっているらしい。
LM358N を外し、両チャネルのオフセットを確認すると、どちらも 36mVほどある。
そうなると、LM358N 周りの配線ミスの可能性が濃くなってきたので、改めてパターンと部品の配置をチェックしていくと・・・
ヤッパリあった。
LM358Nの出力につながる15KΩが電源に接続されていた。
NJM2068 の(-)に接続するように、穴を開けなおし、修正して完了。
無事、どちらのオフセットも0.1mV になった。
ここまで落とすとヘッドホン接続時の”シャリ”ノイズは無い。
すんなり完成とはならなかったが、それでも順調に進んだほうだ。
そのおかげで、この記事も書けている。
稼働中の基板。
パターンミスのおかげで「危ないジャンパ」となってしまった。
全ての部品が”おろしたて”なので、まだ音が硬い感じ。
スピーカーで鳴らしながら、しばらくエージングだ。
Trの熱結合。
アルミテープでヒートシンクに密着。
そのため、パワトラの電流は 50mA で安定。
ヒートシンクは長時間触っていられる熱さ。
■立ちはだかる「難関ケーシング」
ようやくバラックでの「音出し」まで漕ぎ着けた。
ブレッドボード時と音の傾向は変わらず、いい感じだ。
最終的に NJM2068にしたのは正解だった。
NJM2043では、高域はハッキリしていて好みなのだが、少々キツイ感じもしていた。
電源は、スイッチング電源(12V x2)のままだ。
ノイズらしきものは感じない。
さあいよいよケーシングだ!
筐体になる予定のものは、外付けCDROMのアルミケース。
IOデータのもので、かなり古い。使用しなくなって、5~6年は過ぎていよう。いやもっとか。
ACアダプタは・・・当然見つからないので実質「部品取り」。
筐体は、上下分割になるタイプ。工夫次第で高さ調節が出来る。
どのように料理するかは、一杯のやりながら考え温めてきた。いまだ温めているが・・・・
1)
今回の基板の高さでは入らないため、もう10mm~20mmほど高く(厚く)するように加工。
スイッチング電源を入れる場合、厚めにする方向。
外部トランス電源の場合は、薄めの方向。
バラック状態にまでなったことで電源も決めかねている。
2)
リアパネルは、基板をその大きさに切り出す。
電源内蔵の場合は、RCAとフューズ、ACケーブル。
外部トランス時は、RCA と 電源コネクタ。
3)
フロントパネルは、実はまだ決めかねている。
VRつまみ、スイッチ、ジャック などの実装パーツは既に決定してあるのだが、それらを、うまく配置し、どう綺麗に見せるか。
アルミパネルやアクリルの使用も視野に入れ、現在思案中である。
材料となるものは、ほぼ揃っているので、秋が来る前にさっさと仕上げてしまわねば!
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