GW中の「リモート」のおかげで、今週は楽ができることになった。
いつもなら、梅雨前の晴天つづきを味方にしてテニス三昧のはずなのだが、また今年も残念だ。
昨年11月から始めた自主リハビリも結局長続きせず、仕事が忙しくなるにつれて週4日が3日、2日と減り続け、
今では最後にいつやったのか忘れてしまうほど。
コロナのせいにはしたくないが、この躰、なんとかしなくないと。
肥満は心臓にもよくない。
特に内臓脂肪ね。
スグに肝脂肪が貯まる体質だから。

思わず時間が出来たので、「いつやるかわからない次回」と予防線を張っていたものを実行に移せることになった。

 

■ SW → トランス

どうしても一抹の不安が拭えなかった電源。
ACコンセント → SW−ACアダプタ(ノートパソコン用流用) → 高圧発生SW電源 → 球アンプ
という構成でテストしていたが、この電源部分をそっくりトランスに入れ替える。
当然、150Vを取り出せるトランスが都合良く在るわけでもなし、いつもテストで使っている3Aほど取れる58V(CT付)のトランスを使用。
58Vを2倍整流して150Vを捻出。
19VACラインも出ているので、こちらはヒーター用へ。
するとこんな感じ。

結果はスグ出た。
あの頭痛を引き起こしていたは原因はやはり電源だったようだ。
パーツを吟味すればなんとか纏まる気がする。

こうなると、6N23Pや6N3Pの音も聴きたい気持ちが逸る。
6J2Pと同じ定数ではシミュレーション上では若干歪率が大きくなるが動作はするようなので、
ソケットアダプタを作って「球転がし」してみよう。
上手くいけば、イイ音が聴けるかもしれない。

 

■ 球転がし:6N23P

やっぱり、これは外せない。
ソケットアダプタは、映画マトリクスに出てくるタコみたいなマシンの様。
それに、6N23Pをパイルダー オ〜〜ン。(キャラクターメチャクチャや〜。ロボット繋がり)

全体的に落ち着いた雰囲気。
しっとりと聴かせる。
キンキンしたところもなく、低音の量は心持ち少なくなった感じ。
これが落ち着いた雰囲気を出しているようだ。
youtubeで STING の ベルリンコンサートを聴いてみたが、なんともイイ。
女性ボーカルの声が色っぽい。
その他、オフィシャル映像をいくつか取っ替え引っ替えしてみて、その後クラシックのピアノコンチェルト、
最後にバロックのBachやCrelliで締め。
表現力も豊かで、音楽が楽しくなる。
やはりというか6N23Pの実力を見せつけられた。

 

■ 球転がし:6N3P

期待の星。
アクティブVRではその力量を発揮しているので、すごく楽しみな球だ。
これまた、アダプタ経由。
しかも、6N23Pアダプタを経由からの〜〜アダプタ。
以前に制作したものをそのまま流用。
まるで灯台。

!????
なにこれ〜〜!が第一印象。
1)ベールがかかっている
2)表現力が無い
3)全体的にのっぺり

まったくもってツマラナイ。
最悪の結果になってしまった。
聴いたのは、6N23Pと同じソース。
残念ながら本回路ではその本領を引き出せなかったようだ。

 

■ 球転がし:6N1P

チョットイレギュラーだがこの球はどうなんだろう?
ということでパーツ箱のなかから引っ張り出してきた。
本来この程度の電圧では本領を発揮しない球なので、ほぼ忘れ去られている。
シミュレーションしてみても同じ定数ではお世辞にもいい特性が出ているとはいい難い。
使用時の一番の問題は、ヒーターがバカ食い。
これが、採用に二の足を踏ませる要因。
ただ、ヘッドホンアンプなら毎日長時間電源を入れておくわけでもないので、いい音を聴かせてくれたら採用ありかもしれない。
今使用中の球アクティブVRは帰宅後から就寝までほぼ毎日電源入れぱなしなので、候補にすら挙がっていない。

ヒータの配線と電圧をチョット変更して。

あぁぁぁ〜〜〜〜こいつもだ〜
あきまへん。
あまりの落胆に写真忘れた。

6N3Pよりはベールは掛かって無いけど、中低域がやたら強調されて高域が不足。
細かい表現はダメダメ。
やっぱり、電圧が低いから?
100V以上掛けないと本領発揮してくれないってネットでも有名だからね。
そんなところも、6N3Pと同じ。
B電圧を250Vくらいにすればいいだろうけど、そこまでして使おうと思わないなぁ。
ヒータが・・・・だもん。

このあと、6N23Pに戻したら、ホッとした。

 

■ 組上希望

今回、出力段は6N24Pで決定。

入力段の6N23Pはやっぱり外せない。
これは決まり!
同系統でまとまりもいいし。

いっぽうの6J2Pも捨てがたい。
音の表現力では負けてないし透明感もある。
チョット元気がよくドンシャリ気味?
ただ、6N23Pよりも細かいところまで描き出す感がある。
特徴のキンキンさを抑えたら、これらがどう変化するか分からないが・・・

どちらを作ろう
・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・

えぇ〜〜い!どうせなら両方作ってしまえ〜〜〜!!
トランスどうする〜〜!!
出費はできない〜〜〜〜!!
チープなアルミケース余ってる〜〜〜!!
ならば電源別筐体。

6N23Pの方の箱入れしながら、6J2Pの方はバラックであれこれ調整して、上手くいったら箱入れへと作業を進めるとして。
6J2Pが上手く行かいかないかもしれないけどね。

上手くいったら気分に応じて本体だけ交換。一応エコね。
電源もトランスやコンデンサを替えて数種類用意しておくと、もっと相性のいい電源が見つかるかもしれないし。

そうと決まれば、パーツ集めだ。
まずは別電源部分。
ヒーターがあるので3PのXLRコネクタではピンが足らないな。
他にピン数の多いコネクタあったかな?
在庫をみておこう。

 

 

緊急事態宣言中の買い物。
昨年もそうだが、夕方のスーパーでも人が少ない。
レジも待っても二人ほど。
買い物の最中、酒類のコーナーにいくとワインボトルに手が伸びそうになる。
自制を効かせて、グッとこらえて行き過ごす。
チョットだけなら・・・が結局深酒までいってしまうので危険だ。
せっかくここまで禁酒できている。
今は我慢のしどころである。

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