■ ご愛用「図書館」
昨日、車だったので帰宅途中、久々に「図書館」へ寄ってみた。
CDラックのクラシックコーナーへ行くと「五嶋みどり/メンデルスゾーン、ブルッフ」を発見。
2003年の発売なので、10年たってこの図書館に流れてきた事になる。
「図書館」へは半年以上顔を出していなかったので、その期間中に入ったものだろう。
早速借りて、自宅ステレオにセット・・・・・・指紋だらけ・・・・・もう、しょうがないな~
めがねレンズ拭きで優しく拭きとり、ようやく綺麗に。
演奏を聴くこと 約1時間、どちらの曲も思わず拍手をしてしまった。
この安心感。
流石としか言いようが無い。
曲に没頭させられる。
そういえばこのところ、大ホールでのコンサートに行っていない。
たまには、いいなぁ。
N響聴きたいなぁ。
明日もコンサート。小さいオケだが一応有料オケ。セミプロだ。
ただ、トラさん頼みといううわさもあるが、どんなものか、ちょっと楽しみにしている。
■ PCのS/PDIF出力
いろいろS/PDIF の作業を行っていて、ふと疑問が生じた。
”PCのS/PDIF出力は、S/PDIF なんだろうか?”
デジタル出力に変わりはないのだと思うが、出力レベルがどうなっているか不明。
マザーボードのマニュアルにも「S/PDIF」としか書かれていない。
以前、PCから引き出した時は、何の疑問も持たずに先人の例にならって、カニチップの説明書どおりの回路を組んだ。
よく考えるとあの回路、「インピーダンスマッチング&アッテネータ」なのでは?
オシロがあれば、何Vの出力が出ているか一発なのだが・・・
しかし、あの回路を接続して、FiiO D3が信号をロックできるのだから、キチンとしたS/PDIFレベルになっているのだろう。
だとすれば、PCのS/PDIF出力はどのくらい出ているんだ?
ALC892 のデータシートをみていくと
SPDIF-OUT
48pin
Primary SPDIF Out Digital Output: VOL<0.1×DVDD, VOH>0.9×DVDD
10mA@75Ω Output driving
とあった。
DVDDは、3.3V。
×DVDD は掛け算の事かな?
だとすると、S/PDIF レベルではなく、TTLレベルに合わせているようだ。
それとも3.3VのCMOSレベルかな。
データシートの引き出し回路を良く々観察すると・・・PCのS/PDIFが光コネクタへ直接つながっている。
その時点で気付けよ! と、ひとりツッコミ。
このくらいなら、そのままパルストランスを付けてドライブしても問題無いだろう。
■ S/PDIFアダプタ:パルストランスver
PCから直接受けられるように、以前作成したVALOR ST6118「パルストランス基板」をちょっと細工した。
パルストランスが1:1なので、アッテネータ―の値は、ほぼそのままで出力側に追加。
入力側には用心のDCカット、0.033uF。
比較のため、音への影響が少ないよう「RC引き出しアダプタ」の時と同じ種類のコンデンサと抵抗をチョイスした。
<以前の物に部品を追加して>↓
早速、「RC引出アダプタ」を「引出アダプタ:パルストランスver」へ交換。
FiiO D3が信号をロックした。問題なさそうだ。
■ 試聴
ここまでくれば、一安心。
やはり気になるのは、その音。
「RC引出アダプタ」+「パルストランス」の時とは違う。
あの時感じた”抑えられ響き”は払拭され、”失われた切れ”はだいぶ良くなっている。
特徴的だった、中域の豊かさは残っていて、大変心地よい。
ちゃんとオーケストラ全体も見渡せる。
バイオリンはバイオリンらしく、ピアノはよりピアノらしくある。
ほんとうに聴きやすい。
早速、昨日借りた「五嶋みどり/メンデルスゾーン、ブルッフ」をDVDドライブに入れ、再生。
土曜昼なので、スピーカーで。
イイかも。
自分としては、「RC引出アダプタ」+「ライン・フィルター」の時の綺麗な抜けるような高域が無くさみしいが、
これはこれで、本当に「アリ」になった。
部品もすごくシンプルで、音への影響も少なそうだし。
しばらく、聴き込んでみよう。
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今回までの作業遍歴
(1)追加ラインフィルター(これまでの常用)
(2)後付けパルス・トランス(すぐに却下)
(3)パルス・トランスver
■ 参考までに・・・・
こんなサイトを発見!
http://www.hardwarebook.info/S/PDIF_output
ここのサンプルは基本的にはみな同じと書かれている。
中でも S/PDIF output buffer circuit は、LANボードのPulseTransを使用している例なので、いい参考になりそうだ。
他のものも参考にして、ちょっと変形版を考えてみよう。
音の違いが出るかな?
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