暑い暑い夏から開放される季節にようやくなってきた。
それと共に台風も。
幸い住んでいる地域で被害はないが、被災された地域では未だにその後遺症が続いているようだ。
年々被害が大きくなる自然災害。
平常に戻る前に次の災害。
幼少の頃、大きな地震に見舞われ、毎年のように洪水が発生していた場所に住んでいただけに被災者の皆さまたちの痛みがヒシヒシと伝わってくる。

今住んでいる地域は、地盤も固く高台平地になっているせいか平穏無事で生活できている。
なんとありがたいことか。

 

■ お持ち帰り

先月から骨董品に近いPCから新しいPCへの入れ替えを行っている。
仕事で使用しているソフトのWindows10での動作が安定してきたためだ。
と言っても、Windows10の命も先が見えている。
先日購入したHP PRODESK をWindows11にアップグレードして、動作確認を行っているが、
今の所、表示関連はハードの制限以外は問題なく順調だ。
いよいよ10月からは社に持ち帰り、RS232C接続機器の実機テスト。
ここからが正念場、プログラム修正の必要がないことを祈るだけ。

ほぼ、入れ替えが終了し比較的キレイなPCに関しては、少々物色させてもらった。
廃棄にあたりCPUとHDDは書類上必須なようので、MLB関連はそのまま業者へ。
どんがら(筐体)も当然、業者へ。
さて、引き算して残ったものは?
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・

電源でした〜〜〜!
少々、埃っぽいものもあるが、比較的キレイどころを6台ほどお持ち帰りさせていただいた。

5台は、同機種。サイズは150(横)x85(縦)x140(奥)/台
1台は、機種の違うもの。

歴史が古く現在のPCにはもはや諸々コネクタが合わないので、自作PCの足しには全くならない。
そもそも、いまさら、この大きさの電源が入るPCを自作するつもりもないし。
それでは何故、お持ち帰り?

実は〜〜〜
ATX電源は部品取りの宝庫なんです〜〜〜〜〜!パチパチパチ〜

1)FAN
大きいものがついていて12Vで動作するので、夏の扇風機づくりにイイですね〜〜〜。
ファンコン入れれば静かに運用可能!

2)放熱器
結構、シッカリした放熱器が大抵2つ使われてるんですよ〜〜〜。
大きさが違うのが唯一の難点!

3)コモンモードACコイル
容量大きめが1〜2個〜〜〜。
コイル関連は中古でも十分利用できるし、アンプの電源作るときの必須部品!

4)フェライトコアコイル
これも、結構大きめが数個ついてるんですよ〜〜〜。
時と場合に応じて、巻き直したりして、いろいろ便利!

5)高周波トランス
こちらも良さげなものがついてるんです〜〜〜。
でも、巻数とか全くの未知数なので今のところは見送り。

6)パワーFET
痛み具合的にどうでしょう〜〜〜。
一応、部品取りしておくかな程度。

7)ブリッジ整流器
パワーFETと同じですな〜〜〜。

8)フィルムコンデンサ
多くの電源に0.1uF/450V ものが使われてる〜〜〜。
これも、アンプ電源製作時の足しに!

9)電解コンデンサ
これは、バッサリ諦め〜〜〜。

10)抵抗、小トランジスタ、IC
これらも、バッサリ諦め〜〜〜。
やってたらキリがないし、たぶん使わない。

最後に、
11)ケース
分解するのに色々みていたら、大きさが今構想している球アンプ入れるのにイイんじゃないかと思えてきた。
頑丈で、通気口も良さげに空いている。
今回ものもは、上部の排気口と全面のメッシュ状になっている部分を活かして排熱と球をアピールできるものが出来るのではないかと。

 

■ お宝の中身

それでは、今回のお宝はどんなもの?

お弁当箱の蓋を開けると・・・・蓋が重い。
なにかおかずが張り付いているのか!
なんだと思ったら何やらトランスが付いている。
リード線が2本しか無いのでチョークトランスと判断。
配線を追っていくと、100Vラインに直結。
インラッシュ防止用ではないだろうか。
当時にしては、珍しい?
容量を測ってみると・・・
60mH/1.1Ω(マジックでメモメモ)

もしかしたら結構まともな電源だった?
だから、長期間トラブル無しでいられたのかなぁ。

基板の方をみていくと、8cmFAN、シッカリした放熱器、2段構えのコモンモードフィルタ、大きなパワーFET などなど
FANは5個あるので、かなり涼しいものができそう。
基板に張り付いているコイルは、ボンドで固定されているのでチマチマとニッパーで剥がしながらになる。
それが、6台分。
暇なときに、ぼちぼちと。

ケースは、基板固定のネジ穴もあるし、入れる球基板もそのサイズで設計すれば楽ができる。
MT管3〜4球くらいのヘッドホン専用アンプなら高圧でない電源も入れることができそうだ。
気になる放熱はメッシュや上部通気孔から。

残りの熱は金属筐体なのでまんべんなく廻ってくれるだろう。
同じものが5個もあるのだから、電源を1,2つくらい作って、残り3台は種類の違うアンプ本体を作って遊ぶなんていうことが出来る。

外見はしょうがない。
遊びじゃなくなって運用する際には何か見栄え良くなるように考えればいい。

楽しみになってきたな〜〜フフフ。

フォームファクターはどうしたって?!
「いっ、いったんそれは、こっちに置いといて・・・」(汗、お決まりの放置プレイ・・・

これはこれで、良いサイズ感で揃ってるんだから。

なんてったって、SDGs!?

 

 

 

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