コロナ感染者急増で国内は大ワラワ。
さらには長期に渡る大雨の被害でコロナどころではない地域もある。
そんな地域では自宅待機も命がけ。
いずれにしても命を守る行動は早めに。

 

■ 保護

スピーカーを鳴らせることをいいことにバラック状態の「6J2PハイブリッドHPA」がフル稼働中である。
エージングとか音質調整とかではなく、あまりにもお手軽で、Youtube をBGMとして垂れ流ししているだけ。
低域の重量感もそこそこあり、聴き応えがある。
HPAだけど使えるやつだ。

そんななか運用していると、どうしても気になるのが・・・

「電源ON/OFF時の派手なPOP音」

当初から分かっていたことでもあり、ヘッドホンでの利用においては、電源ON後5秒後に挿し、電源OFF前に抜く
という運用を考えていた。
しかし、そこは人間、絶対守れるとは言い切れない。
というか、自分は絶対ポカをする。
そのポカで、お気に入りのヘッドホンがダメージ受けるのは見てられない。

というワケで、重〜い腰をヨッコラショ。
ディレイオン/クイックオフ の基板を加えることにした。

 

■ 555否

電源を入れてから、遅れてスピーカーから音が出るように遅延タイマーを入れる。
タイマーといったらまっさきに浮かぶのがこれ。
555
潤滑スプレーじゃないよ。あれは556。
タイマーICの「555」。
今じゃ20円/個くらいで購入できるポピュラーな存在。

これをベースに考えて行こう・・・・・。

と思ったが、今回の回路は、
・出力にDCが出ることはないのでDC検出はいらない。
・きっちりとした遅延時間でなくてもイイ。
・お手抜き上等「リレーモジュール」を使えば、Tr1個/chでリレーモジュールを動かせる。
となれば555の必要性は、ナイ。

リレーモジュール(2chバージョン)
Arduino勉強用にチョット多目にストックしてあるもの。

使い方は簡単。
JD-VCC|VCC|GND のジャンパは、JD-VCC|VCC のまま。
GND|IN1|IN2|VCC はそれぞれのピン名通りに使用する。
VCC は、5V(プラス側)。5Vリレーだからね。
GND は、アース(5Vのマイナス側)。
IN1|IN2 はアースに落とすとリレーが「オン」になる仕様。
ONの時、各chのLEDが赤く点灯。
今回2ch同時利用だから、IN1|IN2 は2つをまとめて1つ勘定。

すなわち時間がきたらこのピンをアースに落とすような回路にすればイイ。
今回はTr1個/2chでできる回路だ。

 

■ アッチッチ

早速、久々にブレッドボードを取り出しサクっと。
Tr 1個
ダイオード1個
抵抗1本
コンデンサ1個

たったこれだけ。

電源は20Vから5Vを取り出し。
当然、お手軽「7805」をつかう。

Go!
ナイスですね〜〜〜。
10秒くらいでしょうか。
ちょっと長い気もするけど、まぁイイ。
OFF時も、ACではなくDCを切る方法ならリレーも比較的すぐ切れる。
しかし、もっと早く切りたい。
このタイミング調整はチョット考えないといけない。

気を良くして、耐久テスト。
おやぁ〜?
7805が触れないほど発熱している。
マズイよ〜マズイよ〜、煙〜出る〜?
インとアウトに15Vの落差があるにしても、この熱量はスゴイ。
放熱板を付けても小さいものでは、なんの役にも立たない。
気になって、電流を測ってみると113mA・・・・・
このリレー、バカ食いだぁ。
計算では1.7W近くなっている。
本当にマズイマズイ。

7812 経由 7805 にしてみたが納得できるほどの発熱には収まらなかった。
ということで、「SWモジュール」のおでまし。
お安い時に色々買っておくと、こんな時にサクッと使える。

SWモジュールを5Vに合わせて再開。
このモジュールでの発熱は皆無で、この程度の電圧と電流ならビクともしない。
始めからこれにすれば良かった。

結局、ヘッドホン/スピーカ保護回路と称して作ったものは、鉱石ラジヲより簡単な1石のもの。

残りは、出来合いのモジュールというお手抜き構成。
ピンソケットで各基盤を連結。


たったこれだけでヘッドホンの安心が手に入るのだから、チョット面倒だと思ったけどヤッパリいい。
(モジュール使って面倒なことはやってナイやんか〜〜〜って声が・・・)
保護回路の電源もダイオード(ショットキー)をアンプ側に入れて、アンプ側の電源コンデンサの影響をなくせば電源オフ時もだいぶ早くリレーが切れる。

 

■ 箱入

安心して使うなら必須の「箱入れ」。
予定している、HDD外付ケースのドンガラ。

横向きデザインで考えて、長辺の方にVRとHPジャック。
短辺の方にACアダプタジャック、RCA、電源スイッチ。

球HPAの基板に取り付け穴を忘れてしまっていたので、ケースへの固定方法に暫く頭を悩ませることになった。
触れないほどでもないが TIP41/42 の発熱もそこそこあるので、念の為ヒートシンクを付けたい。
そんなことをあれこれ考えていたら、ケースに入れられなくなりそうになったので、お得意の基板1発。
RCAのあるパネルと球のあるパネルをベース基板へハンダ溶接。
TIP41/42 もベース基板へ固定。
全て丸く収まった。


写真は出来上がってしまったものだが、1日以上掛けての成果だ。
作業中はどういうわけか左手指が頻繁に攣り、ピンセット作業が難儀の上、痛いこと痛いこと。

 

■ 試聴

バラックの時にくらべ音が柔らかく聴こえる。
違いはやはりVRによる影響だろう。
バラック時はVR無し。
6J2Pの高域が少々尖っていたので、これはこれでバランスが良くなって聴きやすくなった。
今回は、手持在庫の関係から20KBを使っている。
50KBのスッカラカンに気づいたので要調達だ。
ALPS、Linkman・・・・お財布の中と相談。

ケースの蓋を閉めると、おおよそ球が入っているようには見えない。
穴からかろうじてオレンジ発光が覗けるくらい。
球の発熱もほとんど無い。
それよりヒーター電圧の317の発熱に拍車がかかり、閉じた蓋のその真上だけが暖かくなる。
ここもSWレギュレータにしておけばよかった・・・・・
でももう今更イイや。

電源のヒスノイズの問題が解決していなかったので、家の中で使えそうなアダプタを探し回ると家事道具の引き出しから発見。
試してみると、すこぶる良好。
これは東芝、サイクロン掃除機の充電器。
21V/0.45A

本体は・・・・・・この冬。
稼働時間が2分も保たなくなり、廃棄処分となった。
充電池部分の基板設計に問題があるとネットでは非難轟々。
リコールものだ〜!って声もでるほど。
とは云っても、今だになんの対処もしていない東芝。
あの天下の東芝が、なんかお粗末な会社になり下がったもんだなぁと。
結婚したウン十年前、クーラーも含め家電の殆どが東芝の時期もあったのに。
信用していたんだけどなぁ。

最近の家電はよく壊れる。
そのため手が届きそうでも高額なものは触手が伸びなくなった。
逆に極端に安いものも敬遠している。
もって数年。
早いものでは1年。
安いもののほうが長持ちってケースもたびたび。
かつてはソニータイマーと言われて1年で壊れるSONYの製品が話題になった。
確かに、SONYのブラウン管テレビは2台とも1年。
そのSONYの前に使用していた東芝バズーカは5年。

最近は商品サイクルも早いので「使い捨て」感覚になっていることも要因か?
そのせいか中途半端に高い商品は購入する気になれない。
他に選択肢は沢山あるのだから。

そんなよく壊れる原因として、中国製の粗悪チップが影響していると聞いた。
新品正規品に見せかけた中古チップや型番を書き換えた別物などなど。
これらを知らずに購入し製品に組み込んでいるケースが多発しているとのこと。
時間の経過と共にこのチップが故障、もしくは原因で誤動作し問題が発生。
低価格化が企業に大きくのしかかっているから仕方がないのか・・・・
チップをX線で撮影してチェックすることまで実施している大手メーカーもあると聞いている。
サポートのほうが費用や信用も消費するからね。

世界規模での問題だ。

 

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