■ 三昧
いくら冬より夏が好きだといっても、このところの猛暑は尋常ではない。
日中はついつい冷たいものに手を伸ばし、夜ともなると暑さを忘れるため、いつもよりちょっと多めに飲みすぎ、リビングで居眠り・・・もうろうとした頭で下着のまま布団にもぐりこむ。
こんなことを繰り返していると、夏の疲れが蓄積され秋口になると体調を崩す原因となる。
以前経験しているので注意はしつつも、この暑さ。どうにもならない。
当然、熱中症にならないように寝るまでクーラーはつけているが、設定温度は奥様を気遣い”28℃”。
それでも、湿度が低くなれば快適だ。
ただ、自分の部屋にはクーラーは無し。
そう、夏場は長居厳禁ないのだ。
よって、製作などの”熱い作業”は、で・き・な・い
帰ってきてもリビングでほとんどの時間をウダウダと過ごす。
そんなことを理由に、気持ちはついつい外向き。
暑さは、体を動かして撥ねつける!
「汗をかける人は熱中症になりにくい」と誰かが言っていた。(「遺留捜査」風に・・・)
そんなこともあり、元気な大人は暑さに負けず、テニス三昧。
久しぶりの友人、定例メンバー、そして家族。
1週間の間にこれだけ。
途中、ゲリラ豪雨で中断、雷で緊急避難などあったが、夏は日が長くて遅くまでできるのが楽しい。
今回の目玉は娘とのテニス。
はじめて娘とテニスをする機会を得たので、ずいぶん前から楽しみにしていた。
娘は10年近いブランクがあったとはいえ、さすがにソフテニ部だっただけあって、勘を取り戻すのは早かった。
奥様より、強烈なフォアがキチンと狙ったところに返ってくる。
バックハンドは、ソフテニ癖があるのでこれからの課題だが、フォアハンドはほぼ問題なし。
それでも、あのままの強打だと肘を痛めそうなので、負担の少ないスイングを教えるくらいで十分だ。
今回はまったく制約せず自由にさせたので次回から徐々に。
ただ、次回はいつになることやら・・・
今週末は6時間ぶっ通しで練習がある。
体力を温存しておかねば。
■ NEWヘッドホン
以前、お気に入りだったSONYのMDに付属していたイヤホンが断線して、その後、ゼンハイザーを購入。
カナルタイプなので、しばらく使っていると耳の奥が痛くなり、最近では使用を控えている。
なにか良いものはないかと探していると、懐かしい名前を目にした。
「SONYのNUDE」
そういえば、壊れたやつも「NUDE」とかなっていた。
値段を見ると、1500円ほど。
同じ音がするのか分からないが、購入してみることに。
ついでといっては何だが、巷で結構話題になっているMDR-MA100も購入してみることにした。
最近、これといって気になるヘッドホンはなかったのだが、値段も手伝い、視聴することもなくポイッ!
■ MDR-E10LP
まだまだ、エージング1日程なので断言できないが、やはり以前のものとは比べ物にならない。
長い間の中で音作りが変わってきたのだろうか。
それとも、昔の機械用に付属したものを最近のデジタルプレーヤーで使用していたため、またそれが
自分の機種と妙にマッチして、イイ感じになっていたのであろうか。
だとしたら、昔のNUDE以外であの音は再現できないということになる。
この価格で再現できればと思ったのだが、残念だ。
そうは言っても、細かな表現が上手ではないだけで、音楽的にはキチンと鳴らしてくれる。
何より耳奥が痛くない。
しばらく使ってみよう。
嫌いな音作りではない
ボリュームを高くする必要があるのでちょっとドライブ力が必要なイヤホンのようだ。
以前のNUDEは、かなり能率が高かった。
そのため細かな表現ができていたのだと思う。
ClassAA-sub HPアンプを接続すると少し印象が変わってくる。
それでも大きく傾向的には変わらないが、少しパンチが加わる。
まあ、携帯プレーヤー用には申し分はない。
■ MDR-MA100
最初につけて「なんだこりゃ~!」
24時間携帯プレーヤーでエージングしても「なんだコリャー!」
評判につられて”ドンシャリ”覚悟で購入したが、大雑把な音。
SONYさん、頼みますよ~。
昔のように低価格ものでもしっかり作ってください。
この価格で、開放型。確かに音の抜けは開放型ならでは。
それにしても音は極端すぎる。
ネット書き込みには、「上位機種のMA900と同じ傾向の音」とあったので興味を持ったのだが、MA900と一緒にしたらあまりにも・・・・・。
SONYさんの1万以下のヘッドホンは所詮ラインアップそろえ。
本気を出すのは、やっぱりそれ以上のもの。
MA300、MA500のほうは中域が豊かとなって音が違うらしい。
これは視聴していないのでなんともいえないが。
もはや視聴してからでないと購入する気になれない。
使用する上では、MA300以降は筐体も大きくなるので、それなりに重くなるし、気楽に使うにはMA100くらいの大きさが一番イイ。
この大雑把さは調整しようがないが、せめてドンシャリだけでも解決できたら、使用できるのに・・・
開放型、フォルム、イヤーパッド、どれをとっても作りはこの価格でスバラシイだけに悔やまれる。
しばらく、大音量で鳴らしっぱなしにでもしてみるか。
頭に直接TOPが当たって痛いので、上位機種になぞり「スポンジパッド」を貼り付けた。
100円ショップで、丸型のものがあるのでそちらのほうがオシャレだったかな。まぁいいか。
YouTubeにアップされているアニメ/映画予告を見てみた。
予想に反して意外とまとも。
というか、アニメや映画を見る限り、音楽を聴くほどの違和感はない。
リビングのテレビに接続してドラマとか見ると・・・・・まぁまぁ。
でもやっぱりクラシックには向かないなぁ。
自作アンプにトーンコントロールは入れたくないが・・・・高域だけ抑える回路入れる!?
そこまでして常用する?
これまで、オーバーヘッド型のものでは失敗してきていないだけに、なんだかな~。
高校生の頃からオーテクを好んで使ってきたのでやっぱりオーテクの音が好きだ。
”耳がオーテクに染まっている”って?
たぶんそうだろう。それでもいい。
店頭での聞き比べでも、結局オーテクを選んでいる。
自分の耳は、どの価格帯でもオーテクにすると後悔がないみたいだ。
オーテクで出さないかな~。格安開放型。
オーテクばかりの中、年を重ねて唯一候補に上がったのがビクター。
所有しているビクターのヘッドホンは密閉型だがその音質、広がり感は気に入っている。
最初にビクターへの見方が変わったのは、友人宅で聴いた、レストアされたSX-7。
ネットワークは部品交換済みで、すばらしい音を鳴らしていた。
当時の物量投入のなせる業。
置くスペースがあれば、是非あのスピーカーは所有してみたい。
これをきっかけに、ビクターに興味がわき、ヘッドホンHP-RX900をあちこち廻り視聴を重ね購入した。
この音でこの値段、いい買い物だった。
■ 3 days after….布団蒸し
ちょっと大音量で、ClassAA-sub に繋ぎっぱなしにしておいた。
その際あまりにも”シャカシャカ”と音楽がはっきり聞こえるので、布団蒸しにして・・・
だいぶ落ち着いて良くなってきたけど、やっぱり変わらない。
音楽を「気楽」に聴くというところにイメージを置くと、正しい使い方かも。
製作時のお試しヘッドホンになること決定。
VCが飛んだら、中身を入れ替えて遊ぶ楽しみもある。
この値段は、格好イイ筐体分と考えればお得。
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