気候も良くなってきたというのに、日々室内に籠もっている。
仕事のせいもあるが、「軽いぎっくり腰」をやってしまい、どうも外出が億劫うになってしまった。
会社では、そのぎっくり腰が「伝染」し、自分で3人目、先日別の方もデスクから立ち上がろうとした際に・・・・これで4人目が発症!!
このところテニスコートの予約もままならず、体を動かせていなかったことも多分に大きいのだとは思う。
※ぎっくり腰は伝染しません

 

■ 久しぶりコンサート

かねてより聴きたいと思っていたヒラリー・ハーンのコンサートに行ってきた。
これまでは都内での演奏会が多かったので躊躇していたが、ズーラシアン・ジルベスターコンサートへ行った際にもらったパンフレットに開催のお知らせがあった。
仕事や私事で都合がつくかわからなかったので、すぐには申し込めず悔しい思いをしていた。
4月に入り5月の仕事量に目処が立ち、無理くり5月15日を3時上がりにして都合を付ける。
取れた席はS席センターだけどチョット後方。
広いホールではないのだが、それでもそこからは顔の認識は難し、そうだ。
今回は、奥様はお留守番。
奥様は先日「葉加瀬太郎ツアー」に行ってノリノリで楽しんできた。
さらには、バッハだったらシゴト休んで一緒に行ってあげるのに・・・・とのたまったので、”一人で行ってくるわい”となった始末。

「所沢市民文化センター ミューズ」
都内にいくよりはるかに近く、駐車場も余裕で完備。

曲名は、
<ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全曲>
・第1番 ト長調 作品78《雨の歌》
・第2番 イ長調 作品100
・第3番 ニ短調 作品108

1番が、優しい音色で始まり、思わず感激。
「うるっ」ときてしまった。
ただひとつだけ残念だったのが、前の席に背の高い外人の男性。
そのアタマで演者の姿は、まったく見えず・・・・・
そのおかげで曲には集中できたけど、なんともつまらない。
男性は、女性と同伴だったのだが、まったく演奏には興味がなさそうにし、首を前後左右にフラフラ。
挙句の果には、その女性と筆談を初めてしまう始末。
女性の方はノリノリで聴いていたのでチョット迷惑そうな雰囲気。

前の席の挙動も気になりつつ、演奏を聴き、何を見に来たんだかワケワカメ。

2番のあとに休憩が入り、やれやれと。
このあとも、アレを見せられるのかと思ったらげんなりしてきた。

と・・・休憩が終わろうとしているのに、外人さんが来ない。
2階のラウンジでワインでも飲んでるのかな?
ギリギリで入ってくる人もいるからなと、あきらめ感情。

ところが、後半開始のブザーがなっても・来・な・い。
3番からの後半は、前の席が空きで、今度はステージが「丸見え」。
演者の様子を見ながら、楽しく満喫できた。

それにしてもこのホールは、響きが美しい。
バイオリン、ピアノがそれぞれを際立たせながらも融合する。
似た響きのあるミューザ川崎も好きなホール。
以前は奥様とよく足を運んだ。

拍手喝采が続く中、アンコール曲を、ヒラリー・ハーンが日本語で紹介。
「ウィリアム・グラント・スティル:マザー&チャイルド」

観客の熱意が届いたのか、続いて2曲目のアンコール!!
「ブラームス:F.A.E.ソナタより スケルツォ」
※曲名は、所沢市民文化センター ミューズのXで知りました・・・(お恥ずかしい)
 
所沢市民文化センター ミューズのXから借用
https://x.com/Tokorozawa_MUSE/status
/1790996933563285964

 

ただただ感動の2時間。

会場の外を見ると、大雨。

日中は、あんなに天気が良かったのに。

あ〜ぁ、雨の峠道か〜〜〜。
気分は憂鬱になりながらも、コンサートの余韻に浸りながら帰路についた。

 

 

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