また、長いことお休みしてしまった。
いつもなら、「おせち」をアップするのだが今年はそんな気にもなれず・・・・・・
遅ればせながら1枚だけ。
昨年末、身内で不幸がありそのため今年のおせちは派手にできません。

 

■ DAC経由スピーカーからのブザー音

deadbeef でネットラジヲを再生中、突然前振りもなくラジヲがブザー音に変わる。
何か作業しているときなど、ビックリものである。
音楽に比べかなりの音量だ。
しばらくすると音楽が再開し流れ始め、何だったのかな〜〜?と思っているとまた鳴り始める。
リビングのステレオで同じ局を聴いてもこんなことは発生しない。
まぁ所詮、中華DDC&中華DAC。
当初は頻繁ではないからイイか。こんなもんだろうと諦めていた。
ところが最近になって、もううっとおしいくらい頻繁に発生し始め、とうとうブザー音がなり続け、deadbeefを終了させるまで続くことも。
これはなんとかせねば!
と、やっとのこと重〜い腰を上げることにした。

まずは状況把握。
1)ネットラジヲで頻繁に起き、HDDからのFLAC再生でも時々起きる。
2)海外のネットラジヲを聴いているときに多い。
3)FLACの方はHDDの内容を、USB−HDDへコピーしているときなどに多い。
4)ラジヲは、確かにブラウジングしている時、特に画像の多い&重いサイトを表示させるとき、Linuxのアプリをダウンロードしている時
などで頻発する。
5)どうもHDDをアクセスしていると発生するように見えるが、ところが、ブラウザを閉じても鳴り止まないケースも発生。
こうなると、なにがなんだか・・・・

もしかして、PCが遅い?
i5 3340だぞ!
メモリ不足?
メモリは8GB!4GBはいつもフリーだ。
HDD?
アクセスなくても鳴ってしまうケースはどうよ?

これら事実を鑑みると、どうも怪しいのはネットワーク。
しかしそれではHDDからのFLAC再生で発生する理由がつかない。
う〜〜〜〜〜〜ん
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
・・
いろいろ考察するに「何らかの影響で音楽データの転送が追いつかないとき発生するのではないか」という推測に行き着いた。

それら確認のためにちょっとした実験を。
「データ転送の滞り」という目星しをつけているが、念の為、Wifi中継器、ルーター、スイッチ すべてのLAN機器を再起動。
当然状況変わらず。これで屋内ネットワーク経路は除外できた。
もしネットワーク経路なら、リビングのネットラジヲでも何かが発生していてもおかしくない。

ヤッパリ、konalinuxのどこか。
流石にOS絡みのところは全くわからないので手が出をださずに・・・・
アプリケーション側からのアプローチで。
deadbeefのデータパスをjack Connection からALSA に変更してみたらどうなるか?
結果は、ブツブツと途切れ途切れになる。
多分、この途切れ途切れの部分がjack Connectionではブザー音として鳴っていると考えられる。
ALSAやjack、deadbeef のパラメータを変化させてみることにする。
まずは、jackのバッファリング。
フレーム/ピリオド=8192、ピリオド/バッファ=4 なんて数値にしてみたが、症状変わらず。
今度はバッファリングが追いつかないのではという推測のもと各所のバッファを小さくしていく。
jack のフレーム/ピリオドを2014→512→128、ピリオド/バッファ=2→4→6 と変更。、ほとんど効果なし。
jackのバッファでは効果が見込めそうもない。
他に変更して効果があるようなパラメータはなさそうだし・・・・
pulseAudioのときは確かALSAパラメータを上書きしてくれていた。
ならば、関係あるかどうかわからないがALSAのバッファ調整。
どこで設定できるんだ?
設定ファイルで?コマンドラインで?
もっとかんたんにできないかな〜〜。
って、できそう。
deafdeefに「ALSAプラグイン」というものが入ってる。
pulseAudioよろしく同じように上書きしてくれれば良いんだけど。
jack のフレーム/ピリオド=128、ピリオド/バッファ=6そのままで、
「ALSAプラグイン」のバッファを1024→512→128と変化させてみると、あらまぁ!劇的に改善。
ほほう、どうやら上書きしてくれるようだ。
どんどん下げていき、最終的には、再生上問題ないことらからALSAプラグインのバッファ=ゼロ とした。
これに合わせてjackの方も変更。
フレーム/ピリオド=16、ピリオド/バッファ=2。これ最低値。
この値だと、動くときもあればエラーでjackが起動しないこともありかなり不安定。
フレーム/ピリオド=32、ピリオド/バッファ=2。これもまた同様。
フレーム/ピリオド=64、ピリオド/バッファ=2。
どうやら安定動作はここまでが限界のよう。
安全をみて、フレーム/ピリオド=128、ピリオド/バッファ=2 で決着。
これでもレイテンシーがものすごく低い。大丈夫か?

 

またしばらく、この設定で運用してみることにする。

 

先週から花粉が始まっていて、目は痒いし、喉も痒い。
「一杯」飲むと鼻が詰まって寝苦しい。
昨年はステロイド系の薬を2週間出してもらったが、予備としてアレグラももらっておいた。
ステロイド系は飲み続けちゃいけないらしく、最大2週間までしか出してくれない。
大抵それで収まるのだが、ひどくなってから病院にいくからいけないのだと。
今年は1週間ほど前からアレグラを飲んでいるが、ヤッパリ効かない。
朝夕の2回だけだからか?いっそのことまとめ飲みを・・・・・・良い子は真似しちゃいけません!
って、やりませんから。
ただ、それくらい大変なのだと。
これ以上ひどくならなければイイなと願うばかりである。

 

■ 後日談

設定を変更してから数日、帰宅後は結構聴き流して様子を見ているが、たまに、ほんとにたまに再発することがある。
ネットサーフィンでブラウザの表示の反応が悪くなると発生するケースが多い。
conkyでみているがCPUは12%付近をうろうろ。メモリも4GBはフリー。
そんな中、奥様がiPadで youtube を観始めた時、ちょっとおかしくなった。
通信量に対してルーターの性能が足らないのか、外部ネットの容量が足らないのか・・・・リビングのステレオでは大丈夫だから、PCか・・・・・
それ以外でも、ネットラジヲからUSB-HDDのFLACライブラリに切り替えると、HDDのスピンドルONまでの数秒間発生することがある。
音の種類も変わって、ブーというブザー音からピーという発信音になった。
しかし、鳴り続けて止まらないということはない。
それより、フレーム/ピリオド=128、ピリオド/バッファ=2  にして、まれに発生することなど吹っ飛んでしまうくらいの思いがけない効果もあった。
音にキレがでているのだ。
低域〜高域までまんべんなく音の輪郭がハッキリしている。
ピリオド/バッファ=2 のまま、フレーム/ピリオドを4096や8192にすると、明らかに音が丸くなる。
これは比較しないと気づかない。
今は、仕事も落ち着いているし、お約束して放ったらかしの物もちらほらあるので、そこいらから手でも付けていこうか。

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