台風一過、一息ついたかと思えば連日の真夏日。
さすがに、体調を崩し始めた。
そんな矢先、一転、今日の涼しさ。クーラーいらず。
体調が戻ってきた。
このところ、テニスは開店休業状態。
夏場はしょうがない。皆、歳も歳だから無理はしない。
昨年のように救急車はゴメンだ。
仕事もこのところ暇である。
なので、時間がたっぷりある。
そんなときは、たいてい良からぬ事を考えたりしてしまう。

 

■ そう、双三極管

年齢とともに趣味といえど根気が続かない、細かな作業はしたくない、いかに楽をして楽しもうかと考えてばかりいる。
なので aliポチ ばかり。
昨年から続いた多忙がそれに拍車をかけて既にストックいっぱい。
一段落して時間があるにもかかわらず今でも aliポチ が続いている始末。
どうも習慣になってしまったようだ。
なんとかしないと。

「6J1Preamp」作業後、上機嫌の一杯にまかせて「Aliポチ」していたものは、6N11双三極管プリアンプキット。
 
[写真はAliexpress から拝借]
発注時の通例だが、必ず2セットオーダーする。
と・こ・ろ・が・・・・
届いたのは、1キット。

クレーム入れるも、反応なし。対応なし。
Open Dispute するも、時間切れまで反応なしで、とうとう aliサン 介入で1個分返金。
だけなら良かったのだが、いよいよ制作の段になって、6N11が死んでいることが発覚。

音は出るのだが、左右の大きさが全く違うし、どちらも音が小さい。
より小さい側のプレート?ヒーター?が紫色に光ってる。
ヒーターは、6.17V。

どう見ても不良品だろう。

今回は、ショーテージでさっさと返金を済ませ、パーツのチェックを怠ったのが原因。
aliポチは、こういうことがあるから注意しないといけない。
ということで、一応クレーム入れるも1ヶ月経った今でもセラーからの反応なし。
とんでもないショップだ。

パーツは、すべてが2W抵抗で好感が持てる。
ソケットも金(?)メッキ。
コンデンサはMKP(出力)。
取付部をターミナルにすれば、交換して遊べる。
楽しそうなものだっただけに今回の一連の件はガッカリした。

回路は至って単純。

+/-22〜28Vと指定されているが、この回路で定数ならもっと上げても大丈夫だろう。

さてさて、付属の球が使えないので、球の調達だ〜!
何故か嬉しそう。

 

■ タマ選コン選

基板だけあってもタマが無いと始まらない。
やはり、指定管の6N11か。
ならば、aliで購入できる中華互換球6N11を注文しようと徘徊するも、ありゃありゃこちらも二本で結構なお値段。
最低でも、1,000円/本。
どうもお高い。
なんだそりゃ。
オリジナルの6DJ8は、って検索するとかなりのお値段。
6922ならどうだ!これもそこそこのお値段。
ただ、どちらも、いつかは試してみたいが・・・

中華管6J1PとGEであんなに差があったので、あらためて購入するなら中華管はありえない。
しかし気にはなるので、6N11の評価をネット検索してみると・・・・・
予想通り残念、あまりいい評判はない。
この金額払って&何週間も待って「どハズレ」引いたらたまらない。

で、しつこくさらに探索。
発見!
「6N1P」ロシア管。
ヤフオク。
価格も安い。
2本で 1,000円以内。
中華球に負けず劣らず怪しそうだが、悪い評判はそんなに出てこない。
むしろ「掘り出し物」とすら書かれてたりする。
いくつかグレードがあるようで、「6N1P」「6N1P-VI」「6N1P-EV」。
http://www.tubes.ru/techinfo/HiFiAudio/6n1p.html
やはり、そこは最高グレードのEVがほしい。
が、ヤフオクで手に入るグレードは -VI 。
ここは、あっさり手を打って。

落札!
到着!
装着!

視聴!
失調!
う〜〜〜〜〜〜ん
慣らし運転が必要か?
のっぺりしていて、ちっとも面白くない。
安いから期待しちゃダメ?

なにか打てる手は?
すぐにできるのはコンデンサの変更。
キット付属の、フィルムコンでも十分だったのだが、あれこれ入れ替えながら聴いてみる。
MUSEのNPコン(緑缶)も試したり。
音の違いは出るのだが、傾向は相変わらず。
どうしたものか。
「6N1P-VI」だから?
「6N1P-EV」ならもっとダイナミックに鳴ってくれる?
この作業で延べ30時間ほど通電しているんだが、まだ足らないか?
このままエージング続けるけど、変わらなかったらヤッパリ高級管買わないとかなぁ〜。
素直に、さくっと高級管購入してしまうのも面白くないよなぁ〜。

というわけで、手配済み。
久々の eBay。

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