■ 出物
ひさびさに都内で打合せがあり、幸い終了も早かったので「秋葉原」に足を運んでみた。
いろいろ様変わりしていて、ちょっとビックリ。
そんなに長い間来てないわけではないのに・・・・
今回は打ち合わせが急だったため、特に購入する目的もなく、ただウロウロ。
それでも、欠かせないのは「いつものパーツ屋」巡り。
ネットワーク用に大きめのワット数の「炭素皮膜抵抗」を数種類購入した。
準備不足だったため、頭で浮かぶ限りの種類を購入したつもりなんだが、持ち帰ってみれば、“あの値もこの値も欲しかった”ということに。
まだまだ時間もあるので、中古PCを見て回ると、結構イイお値段する。
“おっ!安い”と思ったら、「液晶割れ」「メモリ無」「HDD無」などなど、後から結構かかりそうなものばかり。
そもそも動くかどうかも分からない。
そんな中、店頭でデモしていた、Fujitsu の Core2Duo 1.xGHz/512MB/300GB (記憶があやふや)が ¥4,980で置かれていた。
触手が動きそうだったが、衝動買いを我慢してもう少し見て回っていると・・・・・
思いがけないところに、それはポツンと置かれていた。
■ 税込¥1,500也
ACアダプタやら、CDドライブを山積みしている中、空っぽのショーケースにポツンと、見た目がきれいな VersaProR VA20S が置かれていた。
値札は ¥1,500。
えっ?一瞬目を疑う。
“動きますか?”店主に尋ねると、“面倒だから未チェックだよ~。ACアダプタも付いてるよ”の一言。
電源を入れていいかと尋ねると、“そこに電源あるから勝手にやって~”のとこと。
急いで頭の中で確認事項を整理する。
1)BIOSが起動するか
2)OSは入っているか
3)CPU は何か
4)メモリ容量は
5)HDDの有無
6)外装破損
:
:
今日の打合せではさほど使わなかった頭をこの時ばかりはフル回転。
起動させ・・・起動することを確認
”No Operating System”ということで HDDはFlash済み。よって OS は無。
つづいて、BIOS。
ここは注意深く確認する。
CPU:Pentium4 2.0G-M
メモリ:128MB
HDD:20GB
外装は年月を感じさせないほどキレイ・・・・・ただ、重量級。
引っかかったのが 128MBのメモリ。
256MBを追加購入してもお得かも! ということで即決。
重量級ノートPCを引っ提げ帰路に。
■ 再びLinuxBean
帰宅途中、会社に報告メールを入れ、ついでにネットでスペックを事前確認。
Mobile Pentium4
2GHz-M
ATI RADION IGP 340M(400MHz)
Windows XP (筺体のライセンスシールは Win2000だった)
標準メモリ128MB(最大1GB)
HDD 20GB
FDD
CD-ROM
USB 2.0 x4
Cardbus slot x2
画面 14.1インチ 1024 x 768
3.3kg (重!
ザックリこんな感じ。
帰宅後、早速、VersaPro の再チェック。
バッテーリーは、お亡くなり状態。
付けると重いし、液漏れ怖いし、で後日殻割して「殻」だけ本体に戻すことにする。
BIOSは店頭で見たとおり。
裏蓋を外し、メモリを確認すると・・・・・
2枚刺さっている。???。
老眼鏡に掛け替え、メモリモジュールを確認。
えぇ~と、128MB と 256MB
おぉ!2枚入っている!
でも何故、BIOSでは128MB??
取り外してみると、256MBメモリのピンに「緑青」が浮いていた。
これのせいか・・・・な~~んだ。
除去して差し込んでみるが・・・・認識しない。
ソケットを確認するとそこにも4か所「緑青」が!これらも除去。
しかし、認識されない。
256MB が飛んでいるのか??
認識されている方のソケットに256MBを差してみると、BIOS上では256MBに表示された。
「緑青」ソケットの方に128MBを差し込むが、やはり認識されない。
どうやら、ソケットがひとつ飛んでいるようだ。
1ソケットで可能なのが512MBということなので、するとこのPCでは、Max 512MB ということか・・・。
ネットではピン切りの値段がついている 「512MB モジュール」。
下は、¥1,500 から。
まぁ、256MBついていたのはラッキーだったし、ひとまずこの状態で使うことにする。
ネットラジオ用として動いていた Mebius にさっそく引導を渡し、そのあとを VersaProに引き継いでもらうことにした。
Mebius 冷却用の扇風機もモーター音が耳についてきていたのでちょうどイイ タイミングだった。
CPUで 倍以上のクロック。
グラフィックスも ATi。
うまくいけば YouTube も再生できるかもと「淡い期待」。
LinuxBean 12 のCDROMをセットしてインストール開始。
さすが、2.0GHz ある。比較的テンポ良く進む。
その間に、夕食。
そして食後、インストール継続。
セットアップ完了~~~!
RadioTrayを入れて、再生!
音楽再生(PCスピーカ)・・・・・OK!意外といい音!
ヘッドホンOUTからアンプに接続・・・・問題なし!
USB-HDD 接続・・・・問題なし!
YouTube再生(on Opera)・・・・出来なくはない!再生されるが最初の方は音も映像も途切れ途切れ。さらに画面が表示されるまで、結構待たされる。
画面/PC はフリーズしない。
YouTube再生中 HDDランプが点きっぱなしなのでメモリの問題は大きいか・・・・。
CPUは100%に張り付き、マウスを動かしただけで音が止まる。
タブレットの方がどれだけ速いかわからない。
ただ、マウスなどに触らなければ映像もコマ落ちだが再生される。
テストで再生したのは、 Daniela Andrade。
「S-F21-W改」から流れてくる歌声が・・イイ・・癒される。
すぐ隣で歌ってくれているかのよう。
USB-HDD のアクセスをしてみる。
ドライブ内すべて見えている。
Cardbusがあるので、Mebius でも使用していた USB2.0カードを試してみた。
問題無い・・・・・無くない。
アクセスがこちらの方が早い!
どのくらいかと云うと、50MBのファイルをデスクトップにコピーするのに、PCのUSBでは30秒。
USBカードでは、5秒。
この差の何たること!USB 2.0 じゃないの?
BIOS にUSB設定があるかと思ったが・・・無い。
これほど差があるのならUSBカードを差して使うことにしよう。
なんとかリプレース完了~~~!
この後、sambaいれてUSB-HDDにアクセスできるようにすれば「NASもどき」に。
PDF保存した本を入れておけば、デスクトップPC起動していなくてもタブレットですぐに参照できる。
CPUに余裕があればこそだな。
古いPCもこのくらいまでの物なら、いろいろ便利に使えそうだ。
なんといっても 1,500円。これに尽きる。
このVersaPro、かなり静か。
HDDのアクセス音も耳を近づけて分かるくらい。
セットアップ完了した当日は、静かなのがうれしくて、オケを鳴らし「一杯」やりながら椅子で寝てしまった。
これまで以上に夜中に音楽漬けになりそうだ。
お~い。引き籠りじゃないぞ!奥様へ再度声かけ。
■ YouTube(後日)
このノートPC でも YouTube をうまく再生してくれるものはないかと、ネットでググってみると、「midori」ブラウザなるものがある。
早速、インストールして使ってみるが・・・・・・Opera での再生と変わりない。というより・・・・
映像と音声が合ってない。
音が途切れる。途切れる。
ちっとも軽くない。
方向性を変えて、YouTube に特化したプレーヤーはないか。探してみる。
ありました。
懐かしの SMplayer。
以前、WindowsXPの時に使用していたことがある。
しかし、よくクラッシュして、最終的には起動すらしなくなった。
またこれか・・・・と思いつつ、インストール。
と云っても、「パッケージインストーラ」からではなく、コマンドラインから。
sudo add-apt-repository ppa:rvm/smplayer sudo apt-get update sudo apt-get install smtube
詳しくはここ。http://smplayer.sourceforge.net/ja/smtube
SMtube をインストール。
起動が速い
YouTube の検索が速い
動画の再生は SMplayer!
再生させてみると、これまたスムーズ!
※裏でOpera を起動しているのに大丈夫。
音が割れている!
SMplayerのVOL を低くすると治まることから、SMPlayer側の設定。
SMPlayerの設定パネルでオーディオ関連の効果を全てOFF。
ハイ。解決。
映像は、すこし遅れ気味。
遅延時間はムービーによって異なるので都度調整。
[+]/[-]キーで音声の遅延を操作できる。
再生には、もっと軽い MPlayer も選択できる。
ただ、オーディオ、ビデオ の細かい設定はできない。
でも、軽い!
クリックしてすぐに再生される。
480px に設定したら オーディオ、ビデオの遅延が無くなった!
CPU使用率も再生時 40% を切っている。
メモリ使用率も 60%以下で推移しているので安心。
これで決定。
OKとしよう。
「一件落着」
と思いきや・・・・
■ minitube
動画の連続再生ができないものかな~と SMplayer で設定を探すが見当たらない。なんとかできないものかと、ネットを探し回る。
すると、見つかるもんです。
YouTube オフィシャルらしい、minitube というもの。
連続再生出来て、動きもスムーズ。
ほぼ満足。
CPU使用率やメモリ消費は、SMplayerのそれより大きいが、マウスを動かして再生が影響を受けるほどではない。
これにて「一件落着」・・・・か・・・・
カテゴリー
最近の投稿
- ブラームス バイオリン・ソナタ
- 6J2PハイブリッドAMP for スピーカー(完結編
- 6N23P White Cathode Follower 健康診断
- 6418P HPAハイブリッドアンプ(3
- 2024 謹賀新年
- 6418P HPAハイブリッドアンプ(2
- 6418P HPAハイブリッドアンプ
- 〇〇の秋は?
- リハビリHPAハイブリッド
- XL6009 100Vエクステンダー
- 6N1P ハイブリッド・アンプ(再追試 100V
- 6N1P ハイブリッド・アンプ(アンプ編4
- 6N1P ハイブリッド・アンプ(アンプ編3
- 6N1P ハイブリッド・アンプ(アンプ編2