いや〜〜
ずいぶんとサボってしまった・・・・ゆうに半年。
あれから仕事の忙しさもあったけど、実は昨年末から悪い病気が・・・「何もやりたくない病」
ではなくて「別の楽しみ」にハマってしまったのだ。
今までずっと拒んできたのだが、悪い誘いに乗ってしまい、しかも意外にもそれにちょっとハマりすぎて・・・・・く、薬じゃないゾ!!
仕事、家事(?)の時間以外は、他のやらなくても困らないことはみ〜んな棚上げ。
寒さも手伝ってテニスもほどほどに、空けた時間をその為の勉強と練習(!)に費やしていた。
それでも始めてまだ三ヶ月、成果が出るまでには、なが〜〜い時間がかかることになりそうなので、その報告はいずれまた。
生きているあいだに語れる日が来るかどうか。
なにを始めたか?いまはまだヒントのみ。
「コンマス」
■ ステレオの新調
今年に入って、どうもリビングのステレオの調子がおかしい。
電源を入れると、ランプがチカチカ。
音が出ない。
チューナーのプリセットがクリアされる。
こんな症状が週一ペースで発生する。
他にもあるのだろうけど、音が出なけりゃ他が動いてもなんの役にも立たない。
マニュアルを引っ張り出し、システムリセット&チューナープリセットを何度も繰り返してごまかしながら使っている現状。
さすがに頻繁でイライラしてきたので、リプレース機を物色することにしした。
久々のコンシューマ機購入にワクワク。
ただ、リビングのその物は、奥様が使えることという前提がある。
しかも現状のステレオに慣れきっているので、それより複雑なものになったら、きっとひと文句あるだろう。
基本、電源入れてFMラジオやCD、CDのトラック出しがボタン一発でできればOKな訳なのだが。
それを踏まえつつ、自分が欲しいスペックはざっと以下の通り
1)20W/ch くらい(集合住宅なのでこの位あればオケ)
2)FMチューナー(奥様所望)
3)CDプレーヤー(奥様所望)
4)外部入力(RCA)x1(フォノイコ接続用)
5)外部出力(RCA)x1(外部アンプ接続用?必要?)
6)USB接続
7)インターネット接続
8)Bluetooth接続
9)光接続
10)インタネットラジオ
11)FLACハイレゾ、DSD再生
12)NASプレーヤー(自室linuxbeanサーバー(=NAS)接続用)
13)トーンコントロールスルー(DIRECTモード)
14)24bit/192kHz DAC
15)横幅20〜30cm
16)リモコン(今じゃ当たり前だろ〜)
盛りだくさん!この欲張りさん!
今回は結構なお値段の機器になりそうだ。
さっそくネットで情報収集。
マランツ – M−CR611
希望スペックを全て満足させる機器。個人的にはマランツの音は好きなのでいいんだけど。
しかし、お顔のデザインがあれだよな〜。ミニチュアのおもちゃみたいだ。ボリュームも回すタイプではないみたいだし。
レシーバーではないけどHDシリーズの感じが好きだな〜。おじさんだから。
パイオニア – XC−HM86
液晶画面付きか〜。ク〜〜、憎いね〜!
今のスピーカーは pioneer S−A4だから相性はよさそうだけど、パイオニアはスピーカー以外は使ったことがないからなぁ。
ONKYO – CR−N765
おっ!こいつもおおかた装備しているぞ!外部出力が無いくらいか?
音は今のやつとさほど変わらないだろう。
ネット評判はいいな〜。
SONY – MAP−S1
さすがソニーさん。カッコイイ!
後ろ姿はと・・・・FAN?が付いてる!うへぇ〜〜。
仕様はいいしデザインも好みなんだがな〜。
気になるメーカーを見てきて、定価でおよそ6〜8万ってところか。
実売は3〜6万。
価格コムのレビューや評判も加味しながら、奥様と相談しなくっちゃ!
■ ニューカマー見参
いろいろ、検討しながら懐と相談しながら約1日。
整いました!
このたび我が家へやって来たのはこれです。
ONKYO – CR−N765
この機種は、2014の発売開始なので相当なロングセラーで、新機種でも出るのかな?とうとう投げ売り価格?3万強で購入。
発売開始年が古いということは、こなされていてバグも少ないカモしれない。
ロングセラーってことは、それだけ評判がイイということかもしれない。
他社の最近の機種と比べてもスペックだって決して見劣りしないじゃないか。
デザインもスッキリ。
いろいろと言い訳がましいが、今回、価格が大きな決定打になってしまったことは云うまでもない。
お役ご免んとなったCR−D1より購入価格が安いなんてビックリ。機能満載なのに。
こんなのが、3万強の実売価格で購入できるなんて、自作する気を一掃してしまう。
自作するなら“普通を廃しこだわりをもって”ってことだな。
CR−D1は自分の部屋の倉庫に流れ着き、次なる出番を待つことになった。
10年間お疲れさま。
■ 悩みのLAN接続
今回の目玉は、何といってもUSBとLAN接続だ。
なんとリビングで、ハイレゾが聴けるんだゾ!ネットラジオが聴けるんだゾ!NASにある楽曲が聴けるんだゾ!ワクワク
8GBのSDカードに24/192 のFLACソースを入れて、iBUFFALOのマルチカードリーダーに差し込んで再生してみる。
なんてことはない。さすが市販機。あっさり完了。
再生中、ノイズもナシ、曲間ノイズもナシ。音は奥行きがあり24/192の音!って感じで出てくる。
こんなに簡単にハイレゾ再生できるなんて、ハイレゾ購入が進んでまうやろ〜。
続いてLAN。リビングには有線厳禁なのでwifi。
ただ、ONKYOの別売LANアダプタはUSBタイプ。しかもフロントのUSBに差し込まなければ制限が発生する。
値段は高くはないがUSBにSDを繋げっ放しにできないのも難点。
それならばと、以前より不良在庫ぎみになっていたELECOM(WRC−733FE)のwifiルーターを子機モードで接続したら、なんの制限もなくうまくいくだろうと云うことで繋いでみた。
事前にandroid端末なんかに、指定アプリをいれておくのがいい。
付属の説明書には、初期ログインID/パスワードが記載されてないのでブラウザからのログインができない。
設定完了〜〜!WRC−733FEがチカチカ、リブート。
ネットに接続できたと思った矢先。
うへぇ〜〜〜なんだこりゃ〜〜。
子機モードでWPAで接続したもののKDFCのようなビットレートの低い局なら問題ないが、audiophile baroqueのような 320kbpsの局だとバッファリングが追いつかず、途切れ途切れで再生どころではない。
ついでに、NASからの再生も試してみたが・・・・ネットラジオどころの騒ぎではない。
ぶつ切りで聴けたもんじゃない!
しばらく悩んだ挙句、あまりやりたくはないが、WEPで接続してみた。
どうゆうわけか少しはマシになり、途切れ途切れの度合いが緩和され audiophile baroque もかなり連続再生される。
ただ、他のwifi機器のアクセスでルーター(親機)の負荷が増えるとやっぱりバッファリングが追いつかないことがある。
NASからの再生も改善されたが、ハイレゾの重いファイルはやはりダメダメだ。
こんなもんかな〜〜〜。
2014年の仕様だからオマケ程度なのかな〜〜?
他の機種は近年製だから大丈夫なのかもな〜〜ハァ。
・・・・後悔がよぎる・・・・
このあといろいろ試したが埒あかず。こうやって晴れのCR−N765デビューの日は過ぎていった。
■ 突破口
WRC−733FEと親機との相性なのか、WPAでは駄目でWEPならまだマシというこの状況。
ちなみに親機はLOGITEC。
今にもそのプロペラで飛んでいきそうな勢い。
WRC−733FEは、ルーター、AP、中継、子機 のモードを持っている。
それぞれの機能や使い方は把握しているつもりだが、子機モードを実際に使うのは今回始めてだ。
お任せモードで簡単設定しているから、そのあたりで、うまくいかないのだろうか。
ただ、詳細設定するにしても有効と思われる項目がわからないんだよね。
ひと通り試してみるか!って感じで。
APモード、当たり前だけど局に接続できない。本来ルータを接続するモードだからね。
中継モード・・・・
CR−N765が「ネットワーク接続エラー」になったままなのでアンプの電源を入れなおして、いざ「NET」を再生。
長〜い「now initializing・・・」のあと、おもむろにネットラジオが流れてきた!
やったー!
しかもWPAで繋いでいるが、audiophile baroque のバッファリングステータス表示も出てこない!
いたって快調。
ん〜〜子機モードと何が違うんだ〜〜????
ならばNASはどうか?
おぉぉぉ〜〜〜〜!ハイレゾファイルも問題なし!素晴らしい!
こいつの中継モードはwifiだけでなくて、LANポートも有効なんだ!
中継器としてはwifiのみ中継でLANポートをサポートしていないものしか使ったことがなかったから盲点だった〜。
じゃ、WRC−733FEの子機モードって一体なんのため?
いずれにしても、ひとまずこれでネットワークも設定完了!
やれやれ。
■ レビュー
ネットラジオやNASへまともな接続ができるようになるまでの2日間は音を云々するどころではなかったので、その後からのレビュー。
こういう機器ってやっぱり通電で馴染むまでは最初は音が固いものなのだな。アンプ部はデジタルでも。
そんなのも踏まえて。
CR−D1と同系の音。同じメーカーで、しかも同じ系列のデジタルアンプだからね〜。
傾向が似るのはしかたがないが心なしかわずかだが躍動感がある。
音が広がる。
これまで通りの音量で聴いていると他の部屋まで響いてくる。
しかも、どういうわけか低域はこの数日で確実に出るようになった。
これから聴き込んでいってどう変化していくか楽しみだ。
全体的に切れ味最高。
CR−D1よりも全域において切れ味がイイ。
定位もイイ。
ソースにもよるがハイレゾとノーマル(16/44)を比べると定位や広がりでその差がはっきり分かるほど。
評判通りイイではないか。
帰宅して奥様が帰宅するまでの数時間は、リビングでFMではなくネットラジヲをBGMで流している。
自室より広いリビングで、そこそこの音量で聴けるのがなにより楽しくてしょうがない。
NASからの再生機能で、これまで聴けなかった楽曲もあらたな気分でリビングで楽しめる。
CR−D1引退のおかげでまたひとつ楽しみが増えた。
リビングではヘッドホンを使用することはまず無いが、ノイズがあるとのネットレビューがあったので試してみた。
結果は、手持ちの数種のヘッドホンではノイズは感じられなかった。
個体差?電源回り?老化?(やっぱりこれか〜〜)
ウチは高価なコンセントやノイズフィルタなんて何もしていないけどね。
おっと、UPSが入ってる。しかも正弦波タイプではなかった気がする。これってほんとはノイズの元なんじゃね?
ブログではあまり触れてこなかったが、リビングのスピーカーはS−A4。
パイオニア製だ。
S−A7が欲しいのだが、なかなかオークションに出てこない。
出てきても、競っていくとちょっとお高め。予算オーバー。
それでS−A4のままとなっている次第。
古いものだが音はいい。なかなか交換できない。
最近TAD−ME1−K を聴く機会があった。やっぱり良かった。しかし鳴らしているアンプもスゴかった。
ただ、そう簡単に手の出るお値段ではないので見るだけで我慢(お値段はググってみてね)。
キチンと楽器の音を聴かせてくれる。我が家ではこれが必須条件。
S−A4は、ちょっとおとなしめのスピーカーなので、元気のいいアンプで鳴らしてやるのがイイかもしれない。
しかし、フツーに設置すると、低音は控えめでちょっと物足りなく、反面、高音は少々きついところがある。
我が家では「セッティングで追い込む」なんてやってられない。時間もかかるし、吸音ナントカなどの物を増やすと大目玉。
そのため我が家のS−A4はノーマルではない。
わが家リビング用に調整(矯正)してある。
まずは、高域5kHz辺りにある山をフィルタで潰して高域のうるささを無くす。
そして、低域のその絶対量が不足しているので足し盛り。
MTMで慣れて親しんできた躰なので、量感からすれば全くもって足りない。
そこで、S−A4のバスレフダクトを空気穴程度に少しだけ開けてスポンジで塞ぎバスレフから半密閉に。
特性がなだらかになるのを期待して、お気に入りの S-F21-W(pioneer)エッジレススピーカーを200〜300Hzの12dBローパスで継いで「足し盛り」。
S-F21-W は、ダクトから100Hzのピークがあるのでそれを踏まえてカットオフを高めに決定。
そしてシリーズに抵抗をいれて量感とつながりの調整。
また、正面向きだと聴こえなくていい音まで聴こえそうで、今流行りの横向き方向に音が出るように、しかもS−A4より奥に配置。
スピーカー台を未だに購入せずに、MTMを台代わりにしている始末。ハハハ。
こんなツギハギでも結構いいバランスで鳴ってくれている。
小編成のチェロの響き、オーケストラのコントラバスの低い方の響き。力強い量感と切れが申し分ない。
夜中、TVが面白くない日はネットラジオをBGMに「一杯」。
さてさて今日は奥様は出張で不在。今宵気ままに何のメディアで「一杯」楽しもうか。
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