秋はイイ。
食べ物うまいし。食材も豊富。
今年はキノコが安いのでたっぷり食べることができそう。
仕事後のテニスも程よく冷えた風が気持ちイイ。
基本苦手な読書も、あの「1Q84」は前々から読んでみたいと思っている。
■ 円安進行・・・故の購入
長期間、悩み続けていたものをとうとう注文してしまった。
またもや海外発注だ。
円安がこのまま進行すると、購入金額がどんどん上がってしまうと云う単純な理由。
ただ今回は、金額が大きいのでチョット足止めを食らっていた。
国内で似たようなものを購入すると、「倍」では済まない。
送料は、$143 ほど。商品価格 $650 と合わせても安い。
そのほか「ビット」も数種合わせて発注。
合計 $900 ほど。
仕事で使うものではないので、そんな大げさなものは必要ない。
まぁ、あわよくば「これで一発何か」という気持ちはあるが・・・。
注文から1週間、それは留守中に来た。
不在票を先に見つけたのは奥様。
“何注文したのかな~、外人の名前になってなってるけど~”と不審げな声。
“う・・うん、ちょっとね。大きいもの”、歯切れが悪い。
早速、その日に再配達をお願いし米国からの荷物を手にした。
通関税+消費税:都合 3,800円也。現金払い。
その姿をコソコソ玄関のたたきで見ていた奥様が・・・・“な~にその大きい荷物?”
説明も面倒くさいので、“電気の機械”とだけ説明しておいた。
云っても理解してくれそうも無いので。
今回、その到着の早さにビックリ。
“どうせまた、1か月くらい待たされるだろ~ナ”と悠長に構えていたからだ。
■ 到着でも長い道のり
到着したのは「CNC」。
コンピュータで制御するXY旋盤。
INVENTABLES の Shapeoko 2
購入の決め手は、フレームが金属製だったと云うこと、その割に安いと云うこと。
kickstarter で木製フレームのもっと安いものもあったが、木製フレームでは「精度が出にくい」という書込みもあり見送った。
同じことは、3Dprinterでも言えるようだ。
INVENTABLES社では、3Dprinter の完成品やパーツも販売しており、この先3Dprinter も、Shapeoko があればフレームが作れてしまう。これも決め手のひとつ。
しかし本来の購入目的はこれでは無い。
それは、後日お話しすることにしよう。
ただひとつ、問題は届いたのは「キット」ということ。
その部品が到着しただけのこと。
「夢踊る工作」はまだまだ先、まずは組み立てなければならない。
この手の機械は初めてなので、迷わず「Full kit版」を選択。
※各パーツを選択してバラでも購入できるが、バラで購入するよりヤッパリお得。
組み立て方もホームページで、丁寧に説明されているので何とかなりそうだという判断だ。
ところが到着したはいいが、ちょうど仕事が忙しく構ってられない。
スキを見つけて、パッキングリストのチェックだけは済ませた。
これがまたひと苦労。こまかいパーツが多すぎて・・・しかもパッキングリストとなかなかマッチしない。
2項目のパーツが、一袋に入っていたり、パーツ袋にパーツナンバー・シールが張ってなかったり・・・・
ホームページに掲載されている図解付きパーツ一覧で形状とパーツナンバーを確認しなければいけないありさま。
“ここでこんなに時間かかるか~~普通~~”
米国企業は、未だにこんな調子か~。30年前と変わらんだろ~。ガオ~。
まぁ、ホームページに詳細があるだけまだいいか。
あとはただ、フレーム組立時にハンマーが必要でない事を願うだけ。
最後に「レールパーツのキズ」チェック。
やはりここまではシッカリやっておかないと。
1回まで交換は受け付けると云うことなので、ここでまだ何かあっても、すぐにメールはしない。
「電気系」のチェックを行ってからだ。
おっとここで、タイムリミット。
お仕事せにゃならなくなった。
もう、外は白々明るい・・・・・
■ 電気系統チェ~~ック
仕事の休憩中にタブレットで、ホームページの「組立方法」を熟読。
まずは何でもマニュアル熟読。これ基本。
あれから3週間、ようやく仕事も落ち着き電気系統のチェックができた。
秋葉原で「出物」を発見しなければ、もっと早くチェックできたかも・・・・・
タブレットでホームページ片手に、まずは順を追って組み立てていく。
結線はヘッドホンアンプより簡単。
ところが、この章のPCとのコネクションの部分、いくら読んでも要領を得ない個所がある。
英語力が足らないのか、はたまた知識不足なのか・・・・
結局は何とかなってホッと胸をなでおろした。
■ 電気系統チェック手順
● ARDUINO UNO のチェック
PCとマシンの仲介を果たすインタフェース基板のチェック。
なんと、ARDUINO UNO だ。・・・秋月で¥3,000で販売されている奴と一緒?
そこに、’Grbl’ というファームウェアを入れて使用する。
購入した「Full kit版」には、これがあらかじめ導入されているのでその手間が無い。
付属の「USBケーブル」とPCを接続し、通電チェック。
「緑LED」が点灯すればOK。
基板単体では、これで終了。
つづいて、
● gShield のチェック
専用のステッピング・モーター制御基板のチェック
この基板は、ARDUINO UNO と接続して使用する。
ARDUINO UNO 基板の上に gShield 基板を接続し、ホームページの解説のとおりにステッピング・モーター(モーター)をgShield に結線していく。
この状態で通電。
ここまで、問題無いことを確認して次。
● ARDUINO UNO 用 PCドライバのインストール
ARDUINO UNO 接続のUSBをPCに差し込んで認識しない時は・・・・というより、認識しない方がほとんどだろ!
と思わずホームページの解説にツッコミを入れる。
結局、IDEをインストールすることでドライバーもインストールされることと理解。
最終的に接続するのは Linux になる予定だが、チェックということで Windows7 にインストール。
● Gcode sender のインストール
いよいよチェックの本丸、「モーター」がキチンと動くかどうかのチェック。
Gcode Sender というアプリケーションをインストール。
ここは至って簡単。
ダウンロードした ZIPを解凍。 That it!
● モーター動作のチェック
解凍したZIP ファイルの中の.jar ファイルを起動。
Gcode Sender が立ち上がる。
でもJavaがインストールされていないとダメね。
またバージョンがJava7になっていることもチェック。
Win7のデバイスマネージャで認識されたARDUINO UNO の COMポートが「portプルダウン」にあるのでそれを選択。
他はそのままの設定値で“オペン・ホーゼ”!いやいや「open」。
openしないと、接続が確立していないため何も制御できない。
ご覧のとおり、画面のモータコントロールのボタンもhide。
制御タブの「machine control」で、各「モーター」を動かしてみる。
ヤッター! 全て動いてる~!
「step」値を変えて・・・おぉ~~、ぐるぐる動く!
これを確認して、ようやく終了~~~。
いやぁ~、一安心。一安心。
モーター、基板、ソフト に問題は無いようだ。
ところで、スピンドル(ドリル)は未チェックだが動くだろうな~?
夜も遅いので、これは明日にしよう。そうしよう。
● 「スピンドル」チェック
前日に気になった「スピンドル」。
気になって仕方ないので寝起きにすぐさまチェック。
これは基板制御対象ではないし、完成品なので、コンセントを接続し電源を入れるだけ。
ON/OFF、チャック、スピードコントロール
「当然問題ございません」
朝から、変な音を立ててゴメンナサイ。
“完成したらもっとうるさい音が出るからね”とは、口が裂けても云えない。
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