■ 今年の大行事終了~

引越し後の”てんやわんや”も一段落して、ホッと束の間。
待ち構えていたのは、前々から予定していた「奥様の手術」。

担当医からは、色々脅し文句を聞かされたが、手術は予定の時間で終了。

術後、担当医からの話では大きな問題も無く想定の範囲内で手術は成功したとのこと。
ついでに、摘出物も見せてもらえた。
メスで中を開いてくれたりして、サービスのいい先生だ。
いつも料理で肉や臓物を扱っているせいか、それが奥様のものだったにもかかわらず特に驚きもなく淡々と部位の説明を聞いていた。
その後奥様からの情報では、「めずらしい旦那さんですね。摘出物見ても驚きもしないみたいで・・・」と。
先生は、何を期待して見せてくれたんだか・・・

入院中は、ほぼ毎日お見舞いに出かけては「バカ話」。
そのたびに、”は・腹が痛い・・・傷が開く・・・”と、こちらはSモードON!。
最近は縫わないんですね。テープで「ピッ」と貼ってあるだけ。
でも、翌々日からは、病室内を歩かせるとのこと。手術も進化してるんだな~と実感。
最初はへっぴり腰の状態も”さすが奥様”。ちょー順調!に回復。
退院間近かになると、ほとんど病室で寝ておらず。談話コーナーでNEXUS片手にインターネット徘徊、友人に長電話。
ほんとにこの人、手術したのか????
よって既定の、2週間で退院。

とはいっても、やっぱりまだ完全ではなく、病院に片足突っ込んだ状態のままGWに突入。

■ そ・・・そんな急に!

今年もラ・フォル・ジュルネの時期が来た。
今回は、奥様の手術が分かっていたので、何も予約せず、奥様にも開催を告げずにおいた。
自分としては、行けないことが分かっていたので、どうでもイイやと気にも留めていなかったのだが。

ところが、思いのほか体の調子が良いようで、さらにGWという雰囲気から「お出かけの虫」が騒いだらしく、当日朝になってHPを突き付けてきて、”やってるよ。行こうよ!”の一言。

そこから、急遽、チケットの購入。
当然、人気のプログラムは「完売」。
少し空きがあったものも、チケット購入に手間取っている間に「完売」・・・・
とりあえず、空きのある大ホールの分だけ購入して、残りは現地で状況を見つつということで、あわてて家を出た。
チケット

海外要人演奏者の演奏をこの金額で聴けるのは、この機会しかないということで、人気は年々上昇。
いつものことながら、すごい人だ!
自分としては、通常のコンサートでゆったり聴きたい派なのだが、ここではそれが許されない。
要はコンサートのハシゴなのだ。
余韻を味わう間も無く、次のプログラムへ。その間に「飯」。そしてまた次へ。
”おまえは、売れっ子演奏者か”と突っ込みを入れたくなるほどの目まぐるしさだ。

奥様の体調も鑑みて、21:00からのプログラムは聴かずに家路へ。
人っ気(ひとっけ)にあてられたせいか奥様は、最寄駅に着いた頃から「へとへと感」が見て取れるようになり、帰宅して「室内モード」の準備が終わるとそのままカーペットでご就寝。

こちらは、興奮醒め止まず、さらにそこから一杯入れながらPCでいろいろな楽曲を2:00まで聞いていた。

ところで、「クラシカ・ジャパン」ってご存知?
幾度となく誘惑にかられ、申し込みをしようとしたものの、そのたびに奥様から”却下”のひとこと。
今回もこれを機にお願いしてみた・・・・・
結果は同じ「却下」。
たしかに、見てる時間が無い。
録画すればイイって?
「録画したものは、えてして見ない」という格言がある通り、TVのコンサート番組の録画も取りっぱなしであまり見ることが無い。
自分でもそれがわかっているので、強く云いだせない。
奥様の了解が出るのはいつのことやら・・・ゆくゆくは本場でコンサートも見てみたい。
こちらは奥様も二つ返事のはず。
しかし仕事の休みがそんな長く取れる?先立つものはどこから?
じっくり会社と家計と相談だ。

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