「梅雨の長雨」とはよく言ったもので、ほんとに嫌になるくらい雨が続いている。
先週は、お天道様を拝めた日もあったが、大方曇りでどうもジメジメ気分は抜けない。
昔は「梅雨入り宣言」した翌日からピーカンが続いたなんてことも多かった。
それも技術の進歩とともに、ほぼ天気予報が外れることはなくなった気がする。
しかし、さすがの一昨日にはマイッタ。
「ドッカ〜〜ン!」ビリビリビリ。
いきなりのカミナリだ。
あんな大きなカミナリは久ぶりふだ。イヤ〜〜怖い怖い。
窓から1m。お約束どおり避難した。
その後も、しばらくは鳴り止まず、雨も激しく降ってくる始末。
近年、九州、四国において梅雨による大雨被害が毎年のように報じられている。
熊本には親戚が暮らしているので他人事ではない。
さらには、心配な地震。
昔の実体験から「地震に雨はつきもの」というイメージが刷り込まれているだけに、このセット地震が発生しないことを、ただただ祈るばかりである。
■ DAC交代劇
この半年管・・・間、楽しい楽しい「ストレス発散ショッピング」で溜めにタメた在庫が満載。
手始めの6J1キットは、結構楽しめた。
久々〜の真空管だったので勝手を思い出すのに一苦労。
電圧が高かったらと考えると肝が冷えるチョンボが多かったが・・・。
苦労のかいあって、あんなオモチャみたいな真空管がその後も気持ちよく働き続けてくれている。
波に乗っている今、この時、仕事が手薄のときに工作しないと〜。
また時間が取れなくなりそうで、そうするとまたストレスで買い溜めしてしまう。
The 散財〜〜〜!
さてさて、お次は、ど・な・た?
電源、パワーアンプなどがいろいろ控えているが、今回は中でも最も簡単な部類の「基板完成品シリーズ」。
結線だけの半製品なので、ちょっとした合間の息抜きにと考えていた代物。
案の定、電源つなげば「ハイ終了」。
と言うわけで、「XMOS & ES9028Q2M DAC」の完成。
Aliexpressで購入したが、今なら同じくらいの値段で Amazonでも買える。
ここは、最安値。他は7,000円以上している。
この値段なら、すごくお手頃感がある。
出力は、RCAとXLR。
XLRなしのキットや完成品も販売されているが、将来的にXLR構成にしたいので、こちらに決定した次第。
現行のES9018K2M同様、同軸/光などの入力が一切ないので、I2S接続のDDCは必須。
そして用意したDDCは、XMOS XU208搭載のUSB−DDC。最新中華兵器。
X’tal アップグレード・バージョンのもの。
ちなみにUSBからの給電だ。
こちらもAmazonで買える。
電源も同時調達。送料高めのトランス。
これなら電圧に合わせて結線するだけ。
こちらは、Amazonでは買えましぇん。
というわけで、慎重に事を進めても、ものの20分も掛からないうちに電源O〜〜N。
標準搭載OPAは、RCA側 NE5534、XLR側 NJM5532。
今はまだRCAの機器しかないのでRCAだけで聴いてみるしかない。
この状態では、可も不可もなくの音。
ただ、スピーカーから出た音は音像が甘い。ぼやけてる。
スピーカーによっても出方が変わるかもしれないが、今のリファレンスは8インチ同軸ユニットでやっているので、先ずはこのスピーカーから望む音が出てくれることが必須だ。
ならばということで在庫の中、シングルではお気に入りのLME49990に交換。
音像がキュっと締まる。音場じゃなく像。
これまで、いろいろなOPAを試してみたが、どうやら肌にあったのは[BB]系ではなくて[TI]系のようだった。
ただ、[BB]の中でもOPA2604は音楽を楽しく聴かせてくれるので結構気に入って使っている。
模索中のアクティブVRにおいても、前段はOPA2604で、後段にはかの[BB]OPA627よりLME49990のほうが明るく躍動感が出た。
確かにOPA627は、しっとりと落ち着いたたたずまいの音を出す。これが人気の理由だと思う。
色がないといえば色がないのかもしれないが、しっとりおとなしいのも色じゃないのか?
このあたりは、まぁ人がなんと言おうと、好みの問題だからね。
最近ではLME49720NAも併せて乱用状態。
LME49720NAはLME49990よりきつめのキャラが立っていて、明るめの音で元気ハツラツ。
なので場合によっては、組み合わせ次第でかなりキツくなるときもあり、LME49720NA x2のシリーズはちょっとイタダケナイ。
OPA627との組み合わせも、OPA627を無かったことにする。
思いの外、面白かったのが OPA2604 + LME49720NA のペア。
それぞれが元気だから、もう大変。
そしてさらに6J1も加わり、楽しさ100倍。“元気100倍!アンパンマン!”
今、アクティブVRは、OPA2604 + LME49990 のペアで落ち着いている。
■ ヤッパリ中華
組み上げ開始から音楽を流し始めるまで「あっという間」。
ところがオケを聴き始めた途端・・・・
あれ?!
違和感。
曲を取っ替え引っ替え聴いていっても、やっぱり左右がひっくり返っている。
配線を確認するが、基板のRCAの色どおり、赤:R、黒:Lに接続している。
逆に接続すると、あぁ〜これこれ。この安心感。
まぁ逆にすればいいだけなんだけど、なんか気持ち悪い。
先に紹介したAmazonのものを比べてみてみると・・・・
おや〜〜?!
我が家の基板とRCAの左右が逆。
あぁ〜〜〜、ヤッパリ中華か〜。
脇が甘い。
きっとロットが早いものが送られて来たのだろう。
販売後に指摘されて直したんだろうな。
ここは大人対応で、左右をひっくり返して終了。
あとで、RCAの色を変えておかなきゃ。
■ DACチップのサ?
最初の感想は、このDAC基板、LME49990への交換で繊細かつ重心の低い音を奏でるようになった。
電源にしっかりしたトランスを使用しているからか?
電源の回路が優秀なのか?
ES9028Q2Mとの相性か?
ES9018K2Mのときは、OPA2604に換装して、「音楽が楽しくて、キレイに鳴る」という印象で、最近の6J1の追加で若干の野太さが補われたかのような気がしていた。
このDAC基板は、自体が野太い上に6J1だから、かなり強力だ。
抜ける高域とふくよかな低音。
決してラウドネスのような嫌味な低音ではない。
STAXで聴くそれは、重心が低く安定した感じで音楽にのめり込んでしまうほど。
Class-AA + ATH-AD1000 でも同様の傾向だが、むしろSTAXより中域が厚くPOPSなどは迫力満点で聴こえてくる。
XLRでも早く試してみたい。
入り口から出口まで Full-Balanced 構成で。
スピーカーに切り替えるとこれまた大変、6J1を入れた状態での通常音量はかなりの近所迷惑。
実際コンサートホールではこのレベルで低音が聴こえてくるのだが、流石に自宅でこれをやると・・・・
集合住宅ですし。
通報されたらかなわない。
なので、いつもより音量低めで「ラウンジ」気分。
LME49990に換えてからは、響きや余韻がとてもイイ。
高域好きにはLME49系はたまらないのだが、LME49990はまた別格だ。
もしかしたら、ES9018K2Mの方もLME49990にしたら化けるのでは?
と、素朴な疑問が・・・・
DIP化さらに2基変換基板に載せるの面倒だなぁ。
でも載せるスペースはあるよなぁ。
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
ひとまずキャラ立ちのLME49720NAで試してみよう。
やっぱり明るい音が飛び出してきた。
肝心の野太い音には及ばない。
でもチョット〜これもイイかも〜。
これから夏だし〜。
WEST-COAST のSouthen Rock なんかご機嫌!
Classic はどうかというと、明るすぎる。「切ないフルートやヴァイオリンのフレーズが」が切なくない。
ClassicをメインならOPA2604が最適かな。
OPA2604と比べたら、より低音は出ているし引き締まっているだが・・・やたら元気だ。
そもそも、LME49720NAとじゃ比較にならないか?
・・・
・・
・
なので、
作りました。
フゥ〜〜。老眼疲れる。
上記、搭載しているのは、OPA627。
外のものが、LME49990。
ついでにこれらも比較。
・・・・
LME49990のキャラですな。
明るめの音だけと落ち着いている。
野太くなるかと思ったけど、期待ほどではなかった。
OPA627にも交換してみたけど、やっぱり大人しくなってしまった。
チョット物足りない。
結果、LME49990も良かったけど悩んだ挙句、OPA2604に戻して、チャンチャン。
今後は、ES9028Q2M DACがメインになるだろうから、サブ機としては出番もあまりなさそうなので。
早いとこES9028Q2M DACの箱入れを考えなきゃ。
6J1の箱入れが先か?こちらが先か。梅雨明けまでは、どちらもバラックか。
「一杯」飲みながらグルグル頭で考えよう。
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