変な天気のGW。
楽しみにしていたテニスも雨でお流れ。
その数時間後には、お天道様が。

このGW、特に何処かに行くという計画もなし。
夫婦ふたりなので平日のほうが出掛けやすいというのもある。
まだ仕事は続けているが、夏本番前なら休みは取りやすい。
ところが奥様は、おしりがムズムズしていてジッとしておられず、ほぼ毎日何処かに出掛けている。
その間、自分は趣味に没頭できるので暇を持て余すということはない。
そろそろ、仕事はリタイアできないものかと思うのだが、これからの年金だけで生活できるはずもなく・・・・

政府統計では70歳の働く高齢者が増えている。
それだけ高齢者は働きたいんだ! と声高々に発表しているが、その中には年金だけでは生活できない方も多いということには一切触れない。
自分たちの都合の良いように数字を解釈。
確かに今の高齢者は元気だが、それを政治に利用する前に目の前の状況を直視して欲しい。

 

■ ラ・フォル・ジュルネ

タイムスケジュールを見ていると、横から奥様が「田園やるの?」とひと言。
すかさず、「聴きに行く?」と返すと、そこから怒涛のお出かけモード。
奥様準備の間にチケットをさっと取り、準備万端。
電子チケットは初めて。

だったはずなのに、開演時間に「10分」間に合わなかった・・・・とほほ。
「楽章の切れ目で入場しますのでお待ちくださ〜い」と通されたのは、1階の最後口。
そこにはすでに20人ほどの人だかり。皆遅刻組のようだ。
「チケットの席にはご案内できませ〜ん」とのこと。
????と思い、尋ねると。
「この扉から席をご案内いたしま〜す」
と通された席は、取ったS席とは違う、B席の後ろから2列目に・・・・・・
倍ほど金額が違うのに・・・。
やっぱり音もそれなり。5000人のホールの一番うしろだからね。
ひどいな〜という気持ちが否めない。
余裕を持って行動しない自分が悪いってことは良くわかっているんだけどね。

 

■ 4V

面白そうな球を探していたら、少数ではあるが作例のあるこの球が目に止まった。
4Vというヒーター電源は、通常のキットでは使いづらいし、ましてマイナーな球では電圧変更してまで冒険する気にもならないだろう。
同型番の6V管も存在するが、お手頃価格の4V版を購入した。
ヒーター電圧を気軽に変更できるのは自作ならでは、どんなものか確かめることにした。

もちろん使用するのは、テストベンチ。
ピン配列は、6N23Pや6N2P と同じなので、ヒーターだけの調整でできそう。

4R-HH2 と 4R-HH15。

同じ系列で同じ用途、ほぼ特性も似ている2種。
これを、SRPPで聴こうというもの。

4Vは、現行のヒーター電圧を降下させて生成。
基板上の球のヒーターは直列で配線がされて、ヒータ電圧は12Vを供給している。
これを、8Vくらいまで降下させる。
方法を検討。

候補1)抵抗
候補2)LM317
候補3)ダイオード
最大700mA は供給できるものとする。

4V降下とはいえ700mA 抵抗ではWのでかい物が必要になり、使用する球によっては電圧が変わってしまうので却下。
LM317も大きなヒートシンクが必要になりそうなので却下。
残った、ダイオードで4Vを作って降下させる方法で実行に移した。

4Aタイプのダイオードで順方向電圧0.65V を6本直列にし、ヒーターと直列に入れた。
電圧的には問題はなさそう。

だが、不快なノイズが入る。
球の特性なのか、ヒータのせいなのか、はたまたテストベンチとそりが合わないのか。
しばらく、聞いていると小さくなるが、小さくなるだけで止まらない。
また、ダイオードが触れないくらい熱い。
もしかして、ダイオードの熱雑音?
コンデンサをパラってみるが、ほとんど効果ない。
どうしたものかと考えていると、4R-HH2や4R-HH15 のヒーターは、600mA で同じなので、ここは抵抗とダイオードのハイブリッドにしてみることに。
抵抗でダイオードのノイズが少しでも吸収されないかという期待を込めて。

この基板では、すでに対処済み。

ダイオードは4本に減らし2本分の1.3V ほどをゼメント抵抗に置き換えた。
効果はあったようで、かなり低いレベルまで下げることができた。
残った4本のダイオードは熱いままだ。

これでひとまず音楽が聴ける状態になったので、評価はここから。

 

■ シャラ〜〜〜ン

高域が妙に耳につく。ノイズが多い。これが第一印象。
Ip を増やしてみたり減らしてみたり。
グリッドストッパーの値を変えてみたり。
いろいろと手を尽くしたが、このキャラクタは変わらないようだ。
最悪、NFBのコンデンサ(数PF)の量を変えて調整るしかなさそうだ。

さらに30分過ぎたあたりから、音楽に混じって「シャラ〜〜ン」と聞こえる。
球を指で弾いたときに聞こえる「マイクロフォニック」のような音だ。
球の付近に手を近づけたりはしていない。
もちろん箱のシールドはかぶせてある。
一度鳴り始めると時間が経っても治まる気配は一向に無い。

初めての症状なので、何処を触ればいいのかサッパリ。
Ipの増減やグリッドストッパの増加は真っ先に試しだがダメ。
プレートとGND間に10P〜100Pまでを付けたり外したり。それを上下の球に。
いろいろやってはみるが、どれも空振り。

この時点で、その日はお時間となりまして。
一晩寝て頭を休めることに。

振り出しに戻り、まずはテスターで各所の電圧測定。
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・

計測中ふと、頭をよぎったのが、ヒータ電位はカソード電位より低くていいのか?
6N23P や 6N2P ではこの症状は発生しなかったし、ヒーターカソード間電圧はまだまだ余裕があるから問題ないんじゃないか。
何か隠されていないかと頭を巡らすと・・・・・
ヒーターからカソードに電子飛んでないか?
カソードほうが電位が高いってそういうことだろ。
ACアダプタのときは、B電源もヒーターもGND共通しかできず、その状態でずっとだったので頭から抜けていた。
ヒーター電位を嵩上げしないといけないんじゃないか?
上段のカソードが60Vほどなので70Vほどに嵩上げするように、B電源を抵抗分割してヒーターを接続する。

B電圧100V ━ 39KR ━ 100KR//22uF ━ GND

39KRと100KRの接続点(72V)にヒーターの片側を接続する。
今回は、トランスの単独巻線からヒーター電圧を作っているのでこれができる。

ヒーターの嵩上げは、はじめての経験だ。
果たしてどうなるのか。

火を入れて30分経過。
あの症状は無い。
1時間経過。
まだ発生しない。

原因は、コレ?

電子の飛び込み?

4R-HH2 や 4R-HH15 を使わなければ、ヒータの電位によってどういう風になるのか知らないままでいただろう。
まだまだ勉強することが多い。

肝心の音はと言うと、多少高域の不快感は減ったのだが、高域優位、ノイズ多めということは変りない。
低域が不足ではないのだが、どことなくバランスが悪い。
しかし慣れは怖いもので、同じ音ばかり聞いているとコレでも良くなってくる。
一度、STAXで耳をリセットしてようやく我に返る。
少々神経質だし、高域寄りだし、どうも失敗だったかなぁ。また不良在庫行きかなぁ。ハァ。

実際にプリアンプなどで使用されている方もいるので、なにかやり方があるのだろう。

気合い入れ過ぎでどっと疲労感。

 

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