■ パワーLEDにハマる
これまで幾度となく、100円ショップのLED懐中電灯や秋葉原で見かけたUSB-LEDライトを購入しては不満を募らせ、他の物ならとまた購入していろいろ試してきたが、どうにも実用にならない。
何が問題かというと・・・・
(1)「光量不足」
(2)「購入後、すぐに球の点滅」
(3)「点滅の後にはLEDの球切れ」
まあ、値段を鑑みるといたしかたない気もするのだが、(1)は仕方ないにしても(2)はいただけない。
結局最後に残るのは、残骸ばかり。
こんなに早く使えなくなるのでは、安物買いの銭失いの典型だ。
しばらくLEDライトには興味を示さなかったのだが、試しに購入した秋月のパワーLEDをキッカケに、一気にハマってしまうことになる。

最初は、試し購入の1W級の電球色、白昼色の2種類でいろいろ遊んで学ぶことにした。
そこでの感想は・・・・パワーLEDはすごい!
何がすごいって、LEDたった1つで十分すぎる明るさが確保できる。
スペックシートの注意書きにも書いてある通り、「直視危険」なほど。
USBから250mAほど確保することで、眩しい!眩しい!
ただ、その分発熱は大きく、放熱対策に悩まされそうである。

写真のものは、研究段階での成果品。
適当な放熱器に、スター基板付LEDを取り付けている。
プッシュSWで明るさを大小2段切り替えできるようにした。



この成果品は、もっぱら車でルームミラーのネックに取り付けて、人待ちのときの車内読書の際に活躍。
距離が近いので、明るさ小の方でも十分な光量が得られている。
かっこは悪いけど、実用になっているので ◎。
ちなみに電源がシガーUSB変換器。¥300程で売っているものを使用。USB対応で作ってしまっているので・・・

3Wのものでも試作してみたが、これは、デスクライトの置き換えができそうな勢いであった。

■ 屍ライト復活
そろそろ、形あるものに作っていこうと考えたとき、これまでの残骸を再利用しない手は無いと思いジャンク箱をあさり、使えそうなものを選んでみた。
結構な金額で購入したのに一カ月も持たずLEDの半分がお亡くなりになり、その後「ジャンク行き」となったものである。
難点は、LEDと電流回路の詰め込む場所が狭いこと。
最初は、ブラ版を加工して電球のように丸みのあるレンズを作ろうと考えたが、何も治具がない中でそんな技術がある訳が無く、思案の揚句、かさ上げ+平らなレンズで楽をすることにした。
今回、もう少し明るくするために新たに3W級LEDを購入して使用。
最終光量を得るのに明るくする必要があるためだ。
後述するが、あるフィルタを通すことで光が拡散しまるで電球のようになる。

回路図は、書くまでもないので特にここでも公開しないが、以下の通り。
すべて直列で。
USB-5V(+)----(SBD)----(LED)----(10Ω3パラ)-----USB-5V(-)
※(SBD)を通常の電源用ダイオードにする場合は、10Ω4パラ がいい。

放熱版をケースに収まるように削って(粗すぎる削りの例)、ある程度の放熱を確保。
それでも、結構熱くなる。困った。
LEDの寿命に影響しそうだが、しばらく使用して切れたら考えよう。

なんだか・・足があったら・・・エイリアンに出てきそうな風体だ・・・・・

かさ上げには、100円ショップのバインダーの表紙をカットして。
ホットボンドで「これでもか」というくらいに固定。

フィルタは、ビニール買い袋を2重にしてカットし、透明プラ版にはさみこむという簡単なもの。
これを見つけるまでに、白いプラ版を試したり、透明プラ版にやすりを掛けたものを使ったり。
試行錯誤の結果である。

結構見られるものに仕上がった。

USB延長ケーブルでデスク上部に固定して、デスク灯消灯後のスモール灯として活役中。
部屋の隅でいいムードである。

■ 別のパワーLED
ためしと思い、ネット通販でパワーLEDをいくつか仕入れてみた。
スター基板に取り付けていないものが低価格であったので、それを10個ほど。
秋月での購入と同じく、白昼色と電球色。
白昼色の差はあまり感じなかったが、電球色は製造メーカーによってかなり異なるようだ。
秋月のものは、まさに電球色・・・黄色っぽい。
今回購入のものは、透明ガラスの白熱球に近い感じで、秋月のそれより白っぽい。
どちらかといえば、こちらが好みだ。

余談だが・・・・
「歳をとると蛍光灯(白昼色)より白熱灯(電球色)の方が文字を読みやすくなる」と聞いたことがあるが、それを今実感している。
昨年末の12月にリビングのメイン照明を電球色に替えたところ、目には優しくなった気がする。
目からの刺激が少ないためなのか、夜中、気分が上がりすぎずに就寝後すぐに寝入れるようにもなった。
そのため寝酒の量も減るという効果が出ている。

■ 次の計画
通販で購入したものが好みの発色なのでデスク灯の置き換えを考えてみる。
また、ACアダプタを使用してUSBの電流の制限から解放されようと思う。
デスク灯本体の改造も面白い。
ヘッドホン置き場と兼用なので、それを邪魔しないように。

構想では、3W‐LED を2つ。
500mAほど流せれば、かなりの明るさになる。
LEDで約6Wといえば、家庭電球換算で40Wほど。そのままでは馬鹿げているので十分なフィルタを通す。
電源は、5VのACアダプタが山のようになっているのでその再利用も検討。2Aものがあればいいだろう。

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