■ 回路定数の部分変更
基板稼動すること早1ケ月。どうも色々粗が見えてきた。
ヘッドホンのときはあまり目立たないのだが、スピーカーで音量をそこそこ上げていくと耳障りに感じる時がある。
2SC3890 のときとは、また違った感じだ。
LTSpiceにて電流値や波形を再シュミレーション・・・・・・いたって問題ないのだが・・・・・
そこで少し定数を変更することにした。

fewattz ClassA AMP
変更点は、
R10:560R
R4 :270R
R12:330R
R8:削除
C4:削除
C4をカットすることで、DCオフセットが安定しないか危惧していたが、上記値において問題ないことを確認。
音量を上げた時の不快さは消えた。
発振の気配もない。
ヘッドホン時においてもよりクリアな音になっている。

オリジナルから回路内電流の安定化や電源の安定化をした結果、かなり部品点数が増えたので、少しでも部品数が減るとうれしい。

■ 最強マッチング登場
先日、仕事でスカイツリーのある「押上」に行くことになったので、短い移動の時間の中、途中下車して秋葉原に寄ってきた。目的は鈴商、マルツだったが、用がなくても秋月は外せない。
目的は、ロジックICの調達で、ひと通り目的の買い物を済ませ、秋月で2SD2012 と 2SD1406Y のパワトラ2種を購入した。
打ち合わせ後、はやる気持ちを抑えつつ速攻で帰宅。
期待をしつつ、交換してみると・・・・
2SD2012 に換えた途端、「なんということでしょう」 見晴らしが素晴らしく良くなった。
2SC4793 も悪くないのだが、それすらかすんで聴こえてしまうほど。
2SC3890 の寄りの傾向だが、さらに見通しがよく、高域でも歪み感を感じさせない。
ATH-AD1000 はもとより、安物のヘッドホンででも、このヘッドホンでこの音が出るのか!と驚きを覚えるほど。
もちろんスピーカー駆動も申し分ない。
本回路で使用しているTr との最強マッチングである。
2SD1406Y も悪くは無かったのだが、2SD2012の威力にかき消されることとなった。
つくづくTr を選ぶアンプだなと実感。

■ オンディレイ&保護回路
パワトラにいいものが見つかったので、最終形とすべく作業として、オフセット回路やオンディレイ、ヘッドホン保護回路を搭載することにした。
とりあえず、お決まりのブレッドボードで動作確認・・・・・と。

-オフセット回路
LM358 一発のシンプルもので、一般的な回路。
このおかげで、裸状態でのオフセットの多少のズレはゼロに補正されている。

-オンディレイ回路
タイマーIC(555)で、8秒の遅延をこさえてリレーをONする単純なもの。
555なので時間設定も簡単。
555なら電源OFF時のリレーがすぐに切れて、OFFノイズも大丈夫かなと思っていたのだが、期待が外れ、リレーが切れるまでに多少かかり抑制できないことが発覚したので、TL431で電源電圧を検知して即座にリレーを切る機能も搭載。

-ヘッドホン保護回路
パワトラに電流検知回路を設けようかとも思ったが、基板にパターンも切っていないし、これで音が変わるものいやなので、今回は出力端子にオフセット回路で調整できない電圧(今回は0.6V)があったら、リレーをOFFにするものにした。
TL431のreferenceへの接続で、検出したらreferenceをショートするという単純なものである。
今回、検出はブラスでもマイナスでも同様に働いてほしいので絶対値回路が必須となる。
オペアンプでもTr でもそれほど難しいものではなく、オペアンプを使用すれば、検知電圧を簡単に計算できるので楽なのだが、目的からして0.6Vで十分なのでTr で行くことにした。

今のところ、すべてうまく機能している。
ただ、スピーカー保護回路だけは、乾電池での単体テストのみでの確認だが。

またしばらくは、このバラック状態だな。

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