■もったいない
前回のテスト結果から、FiiO D3 の使用を少しためらっていたが、せっかく購入したのだから使わないともったいない。

ためしに、ちょっと古めだが CDプレーヤー(Pioneer PD-F21)を接続して、聞きなれたCDを再生してみた。
DAC側にモードの表示が無いので接続の詳細は分からないが、音が中央に集まって聞こえている。
居間のオーディオ装置で同じCDを再生しても、これほど顕著に中央に集まっていない。
また、低音域が軽いホールエコーが掛かったようになっている。
これがこのDACの音なのだろうか・・・・

良いところは、音がはっきりして、楽器のそれぞれが分かること。低音域が下のほうまで再生されすばらしいこと。
CDプレーヤーのアナログ出力では味わえなかった部分である。
音場さえ何とかなれば・・・ちょっと見方を変えて、2階席奥で聞いている感じと思えばいいのかも。
このあたりは、好き嫌いがあるので好みの問題か。

■PCの設定
いいところが分かったので、また元の目的に立ち返って、PCでの接続を検討することにする。

テストを踏まえると、
・PC側-光出力:96K 固定
が、かろうじて安定していた。
一方プレーヤーでは、
・AIMP3 インタフェース:DirectSound output 192K 32bit stereo
設定のできる最大でも問題がなかった。

この設定で、同じCDのFLACを聞いてみても中央に集まることは無い。
低音域のホールエコーは相変わらずだが、CDプレーヤー接続ほどではないし、音場も広い。
むしろ、コンサートホールで聞いている感じに近いかも。悪くは無い。
音の明瞭感は、すばらしい。
これはAIMP3の96Kまで、同じ傾向だった。

ためしに、 AIMP3 を48K 以下にしていくと、これまでのUSBアダプタと同様の音場になってきた。
アナログ接続のCDプレーヤーとも同じ。
44.1K のソースなので、FLACでもCDでもそんなに変わりは無いと思っていたが、こんなに変わる。
音に明瞭感があるだけに、最前列バリバリという感じに聞こえる。

光出力 96K でも、明瞭感があり広がりのある音。
実際の演奏会に近い感じに聞こえる。
これが192Kに近い音なのか・・・・192Kは奥行きが感じられると聞くが・・・
192Kのソースをネットで購入して聞いてみたい。96Kでもいい。

ちょっと面白くなってきた。

■FiiO D3の電源
FiiO D3の電源も、ACアダプタ、PCのUSB接続 で聞いているが、PCのUSBはやっぱりノイジーだし、ACアダプタは外部機器のノイズを拾うらしく、分かるだけで蛍光灯、冷蔵庫。
時間帯によって、訳の分からないノイズも入る。
一番安定しているのは、夜中12時過ぎ。静かに安心して聴ける。
でも、夜中のお笑い系TV番組は欠かせない・・・・どちらをとるか。

最近、LED照明の制作のなかで、単3電池からUSBポート経由で5Vを出力できる「ミニ電源ケース」を購入していた。
照明テスト時や携帯用LED照明に使用できるだろうと、安さに惹かれて購入していたものだ。 @¥200(電池別)

もう、お分かりかも知れない。
そう、これを FiiO D3 の電源にしてみた。
使用前に予想していた、ノイズ、電圧安定性 などの不安はどこへやら。
PCのUSB、ACアダプタ供給などよりはるかにノイズも無く安定稼動している。
唯一の心配は、使用時間。
たとえ短くても、この静寂さに代わるものは無い。
WM8805 のデータシートから計算すると70mA、CS4344 DAC が 20mA、358オペアンプも載っているようなので全体で100mAというところか。
結構食うが心配するほどでもなさそうだ。実稼動ではエネループになるので。

この状態で、しばらくの間いろいろ聴いてみることにした。

 


※ここまですべて、ヘッドホン(Victor HP-RX900)と制作テスト最中の最新HPAでの再生。

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