■ Technics の ClassAA
これまでTechnicsのアンプはこれまで使用したことが無く、オーディオに浸っていた高校生の頃は DENON PMA-500 と TRIOの・・・型番不明 といった当時全盛期もので、DENONは頂き物。TRIOは無線機の流れからこのメーカーに・・・・といった感じ。そして送信管使用のシングル10W自作 アンプ。
オーディオ機器はひと通りそろえるとそう簡単に買い替えができないため、自作が本格的に始まるまではこれといってハードにポリシーが無かった。

ここ数年Yahooオークションを彷徨っていると、必ずと云っていいほど目に留まるのが Technicsのアンプ。
大きなメータ付きのゴッツいものから、綺麗な面構えのちょっと気取っているもの。
どちらもデザイン的には結構お気に入りだ。
いまでも結構な価格で取引されている。
きまってそこに書かれている ClassAA の文字。

「一体、その正体は」と、気になりググってみると「new_western_elecさんのブログ」が出てきた。
new_western_elecさんのブログURL
http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2012/06/classaa-f0a0.html
何やら、ClassAAと真空管を合わせて面白いことをやっている。
ただ、いまのところ興味があるのは、ClassAAの方だけ。
オペアンプを使用して説明していただけてるので、ちょっと作ってみよう。

■ ClassAA 試聴
オリジナルでの制作はいろいろな方が行っているようなので、当サイトは「スピーカーも鳴らせる」を前提に制作を行おう。
new_western_elecさん の解説通りの方法で定数の再計算とシミュレーション。
低負荷時に電流を多く取りたいので回路の定数はこんな感じ。

電源は、スキャナのスイッチングアダプタ12V+4石レールスプリッタ。
電圧を受け持つのは NJM2043。 お気に入りの音色のオペアンプ。
電流を任せるのは、パワーが自慢で音質も良好のNJM4556ADD。
一応こだわって入力コンはフィルム。
出力にオフセットが発生したので、コンデンサで切ることも考えたが、コンデンサが大きくなりそうなので「お決まりのオフセット回路」を入れることにした。両chとも0.5mVオーダーだ。
これによる大きな音質の変化は無いと信じている。

シミュレーションする限りでは、スピーカーを鳴らすのは難しいかなと想像し、NJM4556ADDのパラレルまで考えたが、ところが NJM4556ADD   1回路/ch でも十分な音量が得られた。
面白いのが、音量を相当上げても根を上げないところだ。
たいてい大きく歪んできたり、発熱したりするのだが、大音量にも歪みにくいし、長時間大音量でスピーカーをドライブしてもNJM4556ADDは発熱もしない。
たいした鳴りっぷりでスピーカから放っている。
なかなか興味深い。

ヘッドホンに切り替えて試聴。
TechnicsのClassAAのアンプは「乾いた音」と表現されている方がいたが、たしかにこんな簡単な回路でも以前制作したNJM4556ADDのパラレルアンプに比べると「乾いた音」がする。
だが、高域~低域までまんべんなくカバーされ高域は美しく、低域は量感十分でしかも「切れ」もいい。
特に低域は同じオペアンプでもここまで違いが出るものなのかと感心した。
多量パラレルに対し、かたやシングルにもかかわらずここまで頑張れる回路はなかなかないのではないかと感じる。
Technics の技術に賞賛の拍手。
FiiO D3 につないで鳴らしているが、ヒスノイズ無く、鳴りっぷりよく、楽しめる一品になりそうだ。

■ NJM3414ADD
NJM4556ADD を NJM3414ADD に交換してみた。
もさっとした感じ。高域が伸びずつまらない音になり下がってしまった。
もしかしたらNJM4556ADDの印象が強烈なのかもしれないが、使うならやっぱりNJM4556ADD だということを再認識。

■ 入手予定はいかに
Technicsのアンプが欲しくなってきた。
奥様の目が怖いので、ミニコンポのClassAAあたりが狙い目なのだが・・・・・そんなのあるか?
今、使っていない Luxman 58A を手放せば何とかなりそうなのだが、こちらは本物のClassAだからなあ。
思案中・・・・・・・

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