■ 懐かし・・・マイコン

仕事が一段落。後半からはまた忙しくなるので今のうち。
いつもだったら、皆を誘って「テニス三昧」となるところだが、このところのあいにくの天気と寒さ。
当然、皆、出足は悪く、風邪を引いていたり仕事が忙しかったりでなかなかスケジュールが合わない。
独りで「サーブ練習」なんてのもアリだが、この寒さでは気分も乗らない。

ということで、「新電源」の製作に至った訳なのだが、それでもまだ時間的な余裕がある。
何か今後の役に立つことに時間を使いたいなと・・・・在庫を物色。

ありました!「Arduino基板」
ずっとやりたくて我慢していたもの。

「そのうちやりたいリスト」(※危ないリストじゃないぞ!これは機会があれば購入しておこうと云うリスト)に載せて在庫していた。

今ではスッカリ有名になった中華パーツ店 aitendo の販売する「びんぼうでいいの」。
UNO機能で安いのなんのって、CPU入れても、1,000円以下。
もちろん本物でないから100%コンパチではないだろうけど遊ぶにはちょうどいい。
http://www.aitendo.com/product/10793

半製品なのでちょっとだけハンダ付けが必要である。

小さいなぁ〜〜
マイコンか〜〜
懐かしい響きだな〜〜
最後に「マイコン」というものに触ったのは30数年以上前か〜〜。

なんかワクワク。


■ Arduino IDE

基板を完成させたら、IDEを入れないと何も始まらないご時世。
今はいろんなものでIDEなるものがきちんと準備されているから敷居が低くて楽だ。
IDEはパッケージマネージャから入手。
バージョンは古いかもしれないけどとりあえず。
そして、この「びんぼうでいいの」、USBドライバが別途必要とのこと。
aitendoのサイトには Windows、Linux、MacOS のドライバリンクがあるので、自分の環境に合わせた Linux版をダウンロード。
Windows版で EXE が嫌な方は下記から ZIP版を取得。
http://www.wch.cn/download/CH341SER_ZIP.html

IDEもドライバも Windows版の方がインストール何かが楽なんだろうけど、お遊びなので “ハマってなんぼ。うまくできれば儲けもの” 感覚で、FMV−NF70Xの LinuxBean へ。

●ArduinoIDEのインストール。
USBドライバのときに使うであろうgccと一緒にパッケージマネージャからインストール。
arduino_gcc_pckmngr arduino_pgkmngr2 arduino_pgkmngr
意外とすんなり終了。
ひと安心。
「びんぼうでいいの」をつないでみる。
基板自体は、LEDがチカチカしているので壊れてはいなさそうだ。
ん〜〜ん、シリアルポートが載ってこない。
やっぱり、ドライバをインストールしなきゃダメなのか。

●CH340 USBドライバのインストール
ダウンロードしたzipを解凍して、ターミナルから
>make<ENTER>
>sudo make load<ENTER>

エラー無し。こちらもあっさり終了。

「びんぼうでいいの」をつなぎ直してみる。
まだ、シリアルポートが載ってこない。
ウ〜〜〜〜ン
IDE_board_opt

modprobeを実行しているんだと思うんだけどなぁ。
お〜〜い何処行った〜〜。
こういうときは、FMV−NF70Xの再起動。
「びんぼうでいいの」を外してからネ。

あれ〜、IDEを起動してもまだ載ってこない???
お〜〜いどうした〜〜起きろ〜〜〜。
「びんぼうでいいの」をつないで・・・・・
ハハハ。
お粗末さまでした。載ってきました。
当然ですね。
接続するまでCH340が見えないんですから。
IDE_port_opt

これで、“整いました!”


■ Lチカ

まずは動作確認をしなければいけません。
何事にも「いきなり」はいけません。ちゃんと順序を追って。
IDEから ファイル -> スケッチの例 -> Basics -> Blink を選んで、コンパイル&焼き付け。
※もちろん先にLEDをポート12番とGNDにつないでね。
コンパイルは左上の「丸チェック」ボタン、焼き付けはその横にある「丸矢印」ボタン。
arduino_uno_Lchika

チカチカしてる〜〜パチパチ!
点滅間隔を変更してみたり〜〜
その後の実験で、上記ソースのLEDのポート番号12を13へ変更。
13番は、オンボードのLEDにもつながっていることが発覚。

他には他には?
Fade・・見当はつくが、同じようにソースのLEDのポート番号を13に書き換えて実行!
パチパチ!

arduinoサイトでサンプルの説明を読んで、ちょっといじってアナログポートにVRつないでLEDの明暗調整。
arduino_uno_01

いやいや、楽しい。
マイコンがこんなに簡単に遊べるなんて!
しかもこのIDE、操作も簡単!
uno_pcb

ど〜れどれ、他にはどんなサンプルが入っているのかな?
LCD系か〜、1602Aもebayで購入してあるから使えるなぁ。
他には・・・
おっ!SPI系あり
「digital pod control」っていうのがあるじゃないか。
まさに、電子ボリュームに使えそう。

いやいや、いろんな事ができそうだ。
“リアルタイム” を求めなければ、電子ボリューム + LCD はもちろんの事、どうせなら今555とTL431でやっているSP保護リレーの制御なんかも同時にやれば、回路も簡単になるし、PICよりはるかに楽そうだ。

atmega328CPUチップは、容量十分で周辺回路も簡単そうなので、直に基板に埋め込んでしまうのもいい考えだなぁ〜。
夢は広がるなぁ。

ここまですべて「一杯」入れながらの夜中サ行。
Arduinoという「つまみ」が良かったのか、思いのほかお酒がすすんでワインを空けそう気配。ヤバいョヤバいョ。
こんな酔っ払いでもこんなに簡単!

こんなにいろいろ遊べて「¥1,000でおつり」がくるか〜。
自作族にとって、いい世の中になったなぁ。
シミジミ。

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