イヤハヤ、今年の夏は一体何だったんだろう?
7月に猛暑、8月に台風、そして爽やか9月。
それでも日中は暑さが残ることがあるが朝晩はすっかり秋めいて、夜ともなるとコウロギが鳴き始めている。
この寒暖差で体調も崩しやすい。

会社の決算があり、帳簿と伝票に明け暮れたこの1ヶ月。
“安物買いの銭失い”よろしくの国際郵便物は届けど何もできず。
帰宅すれば「フロ、メシ、寝る」の状態。
たまの休みは、奥様の用事で駆り出され、自分のことは何もできずストレス満載状態。
それでも寝る前の「一杯」はやめられないので、ハンダゴテは握れない。
このムシャクシャ気分どうにかしてくれ!


■ 奥様にはナイショ

奥様に駆り出されている目的は「足」。そぅアッシーくん。
奥様は運転ができない。15年ほど前から大きな持病を持つようになったので若い頃取得した運転免許は渋々返納してしまった。
人を殺してからじゃ遅いからね。
それ以来、自分は「足」なので目的地に着けば“お払い箱”そこからは何処へ行こうと自由。奥様の帰りに間に合えばイイ。
ということで、今回は量販店のオーディオコーナーへ直行。
DALI、JBL など普段聴けないスピーカーでお好みのCDを再生してもらう。
でも何故か、CDもアンプもDENON。
グレードのイイやつなんだろうけど、せめてESOTERICくらい置いてほしい。
SOULNOTEでもいい。
今年に入ってすぐの頃、近隣で開催された試聴会で10Wの「A-0」を聴いたけど結構良かった。
「無帰還アンプ」はその時初めての経験。
大容量コンデンサ単発ではなくあえて多量の小容量コンデンサを使うことで音の鮮度を上げているとの営業トーク。
コレもお決まり?スピーカーはなぜかあの高額のPMC。
この試聴会では他のスピーカに切り替えはできなかったが、どんなスピーカーでも鳴らすから安心してとのこと。
DALIに繋いでみたかったな〜〜〜
そんなアンプのお値段は¥110,000。
コストパフォーマンスはイイと思う。それでも買えるか買えないかはアナタ次第。私は買えましぇん。

時間つぶしの量販店ではオーディオコーナーの片隅に珍しいことにSTAXが置いてあった。
テーブルに鎮座している様から常設ではなさそうだ。
「SRS-323S」。ヘッドホンとのセット価格で約10万円とのこと。
聴けるのか尋ねるとOKの返事。
オーディオを始めた頃からSTAXは有名で高嶺の花。
大学時代、秋葉原が近所だったためスピーカやアンプを聴きに足繁く通ったのを思い出す。
当然その中にSTAXも含まれていた。
あれから数十年。ヘッドホンは相変わらずの形状だが、アンプは進歩した感がある。
当時はスピーカーからの引き込み。現在はRCA。さらには真空管タイプも。
当時の音はあまり覚えていないが、現行機種を聴く限りものすごくクリア。
ピアノソナタを聴いているとフロア伝いにピアノが見えるようだ!。
コンデンサヘッドホンのなせる技なのか、はたまたアンプの進化なのか。
昔はこんな感動はなかった気がする。
ロックではでどうかということで、何故か車に紛れ込んでいた懐かしのジャーニー(ジャニーズじゃないよ!)ESCAPE を再生してもらう。
あの甲高いボーカルが頭の中を駆け抜けていく〜〜。
抜けがイイ〜〜。
そこからは、持ってきたClassicCDを怒涛のごとく再生してもらって、何も買わずに「ご満悦」で奥様を迎えに。

その晩早速ネットで検索。
お店にあったものは、SRS-3170 Classic Series だろうということが判明。
アンプの筐体が検索結果のそれだった。
STAXのホームページにはないんだけどなぁ。
なんでだろう。

数日が過ぎ、どうしてもあの音が忘れられずに「ポチッ」。

やってしまった。
とうとう・・・・・。
少ない給料のなか、小遣いからコツコツ貯めてきたヘソクリで捻出。
このセットはヤフオクでもあまり出ないみたいだし、ヘタレた中古は嫌だし・・・・見つけたネット店舗で某店頭よりお得に購入。

そして、その数日後には手元に!
STAXが来たというだけで何だか胸が一杯。(@^_^@)
とうとうこの自分がオーナーに。

そして、あの感動をもう一度。
XMOS+ES9018DACに接続して、ハイレゾ聴きまくり〜〜〜〜。
あぁ〜〜〜。
何だろうこの感じ。
透明感。音がストレートに入ってくる。
なんだか今まで制作してきたものを全否定される感じ。
特にClassicでは多くのピアニシモの表現と音の立ち上がり(=キレ)が大事で、ふんだんに入っている過酷なソースをもそつなくこなす。
ピアノ、バイオリン、チェロ、オーボエ、フルート・・・・
ソロ、ソナタ、カルテットなどの小規模演奏は圧巻。
現場で聴いている感バリバリ
そうは云っても当然のこと録音環境・状態に依ってまちまち。
オケは特に良いソースを選ばないとガッカリする。
古い録音は? STAXはいらないかな?って感じ。

安い買い物ではなかったが、自分にとって良いリファレンスができた。
自分の目指したかった音の方向性が明確になった気がする。
手元にある自作やキットの数台のヘッドホンアンプとヘッドホンで比較してみると、Victor HP-RX900では篭って聴こえ、オーテクATH-AD1000でようやく同じ土俵に立てるくらい。
どうしてもヘッドホンのクオリティーに左右される。
こうやって皆、高価なヘッドホンに手を出していくんだな。
更には、出力段がTrよりもFETのほうがイイ。回路やパーツにもよると思われるが・・・。
今後、パーツの吟味も含め、何をどうやっていくか計画の立て直しだ!
ところでSTAXでヘッドホンだけで20万を超えるものってのはどんだけ凄いのか?
興味津々。機会があれば聴いてみたい。

「STAX」に酔いしれ「一杯」に酔いしれ今宵過ぎていく。
ジェットストリ〜〜ム、城達也(古)
気づけば、3:00AM
ついつい引きづられ、夜ふかし〜〜

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